レクサスが日本デビューしてもうすぐ20年!? はじまりのSC430を振り返ろう! いま中古で狙うのもアリ?

レクサスが日本デビューしてもうすぐ20年!? はじまりのSC430を振り返ろう! いま中古で狙うのもアリ?

 今ではすっかり日本を代表する高級車ブランドとなったレクサス。そんなレクサスは当初、北米向けに展開されていたブランドで、日本へ導入されたのは2005年8月だった。記念すべきスタート時にラインナップされていたのは、GSとSCそして1カ月遅れでISが登場。レクサスブランドも日本に導入されてまもなく20年になろうとしているが、このタイミングでSCを狙うのはアリなのだろうか?

文:小鮒 康一/画像:レクサス、トヨタ、ベストカーWeb編集部

【画像ギャラリー】日本仕様の赤内装も木目パネルもカッコイイな! フォルムからインテリアまで美しい!! 高級スポーツクーペの体現レクサス SCの造形美! (22枚)画像ギャラリー

ほぼ見た目は変わらずレクサス車となった4代目ソアラ

見た目は4代目ソアラと大差はないものの細やかな変更はされているようだ。画像はレクサス SC。真っ赤な内装がはっきりと主張している
見た目は4代目ソアラと大差はないものの細やかな変更はされているようだ。画像はレクサス SC。真っ赤な内装がはっきりと主張している

 レクサスSCの前身となるソアラは1981年に初代モデルが登場した、言わずと知れた高級パーソナルクーペだが、2001年に登場した4代目は電動ハードトップを備えたクーペカブリオレとなっていた。ちなみに2代目モデルも500台限定で「エアロキャビン」というオープンモデルが存在していた。

 そんな4代目ソアラはレクサスブランド立ち上げに当たってグローバルと同じくレクサスSCとなり、マイナーチェンジを実施した上でラインナップされたのだが、一見するとソアラのマークをレクサスのマークに置き換えただけと言われてもおかしくないほど見た目の印象は変わっていなかった。

 しかしエンジンこそそのままでも、ATは5速から6速へと多段化され、ダンパーもより高性能なモノチューブダンパーがおごりとなった。また、ボディ剛性もフロアの板厚アップなどを実施したことでねじり剛性を40%以上向上させていた。

 仕上げもトヨタクオリティからレクサスクオリティへとレベルアップされており、各部のチリなどはソアラ時代よりもより厳密かつ隙間も小さなものへと変更されていたのである。

中古市場では一体どうよ?

2025年夏時点での中古市場価格帯としては100万円以下から350万円程度とみておけばよさそうだ
2025年夏時点での中古市場価格帯としては100万円以下から350万円程度とみておけばよさそうだ

 このように各部のクオリティが高められていたSCも登場から20年が経とうとしている。2025年7月時点で、中古車は安いものなら100万円以下で乗り出せるものもチラホラ。250~300万円ほどの予算があれば、かなり極上な部類の個体を狙うこともできる。

 現在もレクサスのラインナップにはLCコンバーチブルが存在するが、SCはLCと異なる優雅な雰囲気を持つモデルともいえ、一度味わっておいても損はない一台と言えるだろう。

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