発表後わずか4日目で受注停止!? スズキ ジムニーノマドが爆ウレすぎる件 人気車4台の現状は?

発表後わずか4日目で受注停止!? スズキ ジムニーノマドが爆ウレすぎる件 人気車4台の現状は?

 2025年も前半が終了。ここで前半の自動車販売について振り返ってみる。登場予定がずれ込み、2025年前半にようやく登場したクルマ、2025年前半に販売を終了したクルマ、2025年前半現在、受注停止中のクルマの話題をご紹介!!

※本稿は2025年6月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:スズキ、トヨタ、レクサス、ダイハツ、スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年7月26日号

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発表後わずか4日目で受注停止!! スズキ ジムニーノマド

スズキは2025年7月から増産することを発表。納期がどの程度短縮するか注目したい
スズキは2025年7月から増産することを発表。納期がどの程度短縮するか注目したい

 2025年1月30日に販売を開始したスズキ ジムニーノマド。オーダーが殺到し4日後の2月3日に受注停止。日本車史上最速の大量受注となる大事件だ。

 ノマドは発売から4日後に約5万台を受注して販売活動を停止した。発売前の予約受注はほとんど行わず、受注期間は短いから、日本車史上最速の大量受注だ。

 しかもノマドの発表時点の目標販売台数は、1カ月に1200台と少ない。この生産規模を保つと5万台の納車完了までに3年半を要して忘れ去られてしまう。

 そこで日本仕様の生産枠を1カ月当たり3300台に増やした。受注を停止させた一番の原因は、スズキのノマドに対する需要予測の甘さだ。

 現行ジムニーとシエラも、国内の人気を過小評価して一時は1年を超える納期遅延に陥った。同じ失敗を繰り返した。

いつになったら普通に買えるのか!? トヨタ ランドクルーザー300&レクサス LX

ランクル300もLXも、もはや新車で買えないと考えたほうがいいかも
ランクル300もLXも、もはや新車で買えないと考えたほうがいいかも

 受注再開の気配すらないランクル300、2025年1月にHEV追加も、もう買えないLX。どうなっているんだ?

 ランクル300とレクサス LXは、発売直後に納期が数年間に遅延して受注を停止した。原因は国内の需要に生産規模が追い付かないことだ。

 需要の予測が甘く、なおかつランクル300やLXは、中東地域を重視する事情もあって国内への供給台数が限られる。複数の原因により長期間の受注停止に陥った。

2年間待機後にようやく登場! 新型ダイハツ ムーヴ

ハイトワゴン+スライドドアかつスーパーハイトワゴンより安いのが魅力
ハイトワゴン+スライドドアかつスーパーハイトワゴンより安いのが魅力

 一連の認証不正問題で約2年間デビューを自粛していた新型ムーヴがようやくデビューを飾った!!

 販売店では2023年5月に価格を明らかにして新型ムーヴの予約受注を開始。ところがダイハツの認証不正問題が発覚して、発売が約2年延期された。

 新型は全高が1700mmを下回るボディに、スライドドアを装着して、Lの価格は135万8500円。2023年の予約受注における129万2500円に比べて6万円以上値上げされたが、スライドドアを備えた軽乗用車では最安。また発売遅延により、待っていたユーザーも多く人気は上々だ。

3月終売でレガシィの名が日本市場から消滅 スバル レガシィアウトバック

アウトバックは2025年3月いっぱいでの販売終了を受け、駆け込み需要によって販売台数を伸ばした
アウトバックは2025年3月いっぱいでの販売終了を受け、駆け込み需要によって販売台数を伸ばした

 2025年3月いっぱいでアウトバックが終売。北米では新型発表も日本では売らないため、日本でレガシィが終焉。

 以前のレガシィツーリングワゴンやアウトバックは、日本でも優れた商品だったが、2009年登場の5代目以降は、大型化して北米志向を強めた。

 そこで2014年に日本向けのレヴォーグを投入し、アウトバック後継のレイバックも加えた。レガシィの国内撤退は寂しいが、代わりを用意したのは偉い。

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