新型アウトバック今秋復活あるぞ!?? スバルのフラッグシップがHVで捲土重来!!

新型アウトバック今秋復活あるぞ!?? スバルのフラッグシップがHVで捲土重来!!

 2025年4月、米国でワールドプレミアされたスバルの新型「アウトバック」が話題を集めている。大胆なデザインへと進化したこの新型は、新時代のフラグシップにふさわしい風格を備え、スバルを牽引する存在になることは間違いない!!

 従来型が2025年3月に販売終了となっている日本仕向けのアウトバックも、復活の日はそう遠くないはず。新型アウトバックの魅力とともに、日本向け仕様や登場タイミングについても予想していこう。

文:吉川賢一/写真:SUBARU

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北米におけるスバル人気の火付け役となった初代レガシィ アウトバック

 スバルのフラグシップとして、30年間にわたり愛され続けている「アウトバック」。1994年に米国市場に投入された初代「レガシィ アウトバック」は、ステーションワゴンをリフトアップし、大径タイヤを組み合わせた独特なパッケージングと、水平対向エンジンによる低重心設計にフルタイム4WDを組み合わせるというスバルならではの技術による優れた走破性が評価され、北米市場で大ヒットしたモデルだ。

 この初代レガシィ アウトバックのヒットにより、スバルは北米で高い信頼を獲得することに成功、現在もアウトバックは、「クロストレック」や「フォレスター」とともに、北米におけるスバル人気を支えている。

 2025年4月にニューヨーク国際オートショーで発表された新型アウトバック(北米仕様)も、発売前から大いに期待されており、ファンは発売開始をいまかいまかと待ち望んでいる状況。もちろん日本市場でもその復活を期待する声は多い。

先代の流麗なステーションワゴンデザインから一転し、ボクシーでワイルドなフェイスとなった新型アウトバック(北米仕様)
先代の流麗なステーションワゴンデザインから一転し、ボクシーでワイルドなフェイスとなった新型アウトバック(北米仕様)
リアガラスの傾斜も一段と強くなり、いわゆるクロスオーバーSUVのスタイルに限りなく近づいた印象。左右連結型のテールランプもスバルとしては新しいデザインだ
リアガラスの傾斜も一段と強くなり、いわゆるクロスオーバーSUVのスタイルに限りなく近づいた印象。左右連結型のテールランプもスバルとしては新しいデザインだ
大径タイヤを囲むように、樹脂製ホイールアーチを装着。フェンダー上部に何かのアタッチメントを取り付けるためのハッチも確認できる
大径タイヤを囲むように、樹脂製ホイールアーチを装着。フェンダー上部に何かのアタッチメントを取り付けるためのハッチも確認できる

最大の注目は迫力満点のエクステリア

 今回の新型で、アウトバックは内外装デザインの刷新とともに、走行性能がさらに進化。荷室の使い勝手も向上し、最新のインフォテイメント機能も備えるなど、従来型からの長所を、大きくアップデートしてきた。

 特に、アドベンチャー要素を強調したボクシーなエクステリアは迫力満点。スバルユーザーのライフスタイルや嗜好にしっかりマッチしており、冒険心を刺激するスタイルだ。先代より車高が高められたうえに、前後バンパーやボディサイド、フェンダーに樹脂製ガードを多用し、オフロードでも頼れるタフな印象に。高強度のラダー式ルーフレールも無骨さとアウトドア感を演出しており、デザインのアクセントになっている。

 インテリアも、運転席からの良好な視界を維持しつつ、12.3インチのフル液晶メーターと、従来の縦型から横型へと変更された12.1インチのセンターインフォメーションディスプレイを搭載。2枚のディスプレイは上辺の高さが揃えられており、視線を横に動かすだけで確認できるよう工夫されている。

 タッチパネル操作に完全移行する新型モデルが多いなか、物理スイッチが多く残されている点も素晴らしい。揺れる車内でも確実に操作することができるという「スイッチの本質」がしっかりと維持されている。

 先進運転支援や安全機能も、おなじみのアイサイトや広角単眼カメラに加えて、新たに前側方レーダーを採用。センシング性能がさらに強化された。そのほかにも、アクティブレーンチェンジアシスト、渋滞時発進アシスト、全車速ハンズオフアシストなど、新機能が多数採用されている。

 パワートレインについては、現時点で北米向けとして発表されているのは、2.5Lの水平対向NAエンジンと、2.4L直噴ターボの2種類。この北米向けモデルの発売は2026年以降と発表されており、具体的には2026年1~3月には発売開始となるのではないだろうか。

質感の高いタン色の内装皮のインテリア。フロントウィンドウが広く感じられるのは、メーターやディスプレイが前方視界に入り込まないよう、低い位置にレイアウトされていることが効いている
質感の高いタン色の内装皮のインテリア。フロントウィンドウが広く感じられるのは、メーターやディスプレイが前方視界に入り込まないよう、低い位置にレイアウトされていることが効いている
ツイン液晶ディスプレイを採用。センターディスプレイはドライバー側へ傾けられている
ツイン液晶ディスプレイを採用。センターディスプレイはドライバー側へ傾けられている
後席シートもゆったりとしたサイズを確保。サイドウィンドウの面積が広くて、後席からの視界も良好のようだ
後席シートもゆったりとしたサイズを確保。サイドウィンドウの面積が広くて、後席からの視界も良好のようだ

次ページは : 日本発表は、ストロングハイブリッドの世界初公開とともに、2025秋のJMSか!??

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