いまでは23スピーカー搭載の車種も!?
さらに上を行くのがアルファード。エグゼクティブラウンジに標準装備されるJBLプレミアムサウンドシステムは、15スピーカー・12chオーディオアンプという小さな映画館のような仕様。
ということは、レクサス LMはさらに上を行くのかと調べてみると、4人乗りのエグゼクティブでは23スピーカーという凄い領域に。サウンドシステムはもちろんマークレビンソンというから開いた口が塞がらない。
実際にノア・アルファード・LMで音の差を比べてみると、アルファード・LMに関しては、プレミアムサウンドシステムの意味が分かる。箱が大きくなると、音響環境は悪くなりがちだが、この2台は期待値を超えてきた。
対してノアは、スピーカーの数の期待値と音質の差が大きく、少々期待外れ。スピーカーを増やすなら、ディスプレイオーディオにもう少しイコライザーとかを増やしても良かったのではないかとも思う。
ノアの結果を見ると、スピーカーの数を増やすことが、音響の正義とは言えない気もするのだが、おそらくこれからもスピーカーの数は増え続けていくことだろう。カーオーディオの進化はどこまで行くのか。とにもかくにも、耳が楽しくなるクルマが、これらもたくさん出てきてほしいと思う。

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