4:タイヤおよび空気圧チェック!
タイヤと空気圧の管理も非常に重要です。気温が下がると空気圧が自然に低下し、燃費や走行安定性に影響します。ガソリンスタンドやホームセンターに設置されているエアゲージを使えば初心者でも簡単に空気圧を確認できます。
合わせてタイヤの溝やひび割れ、偏摩耗がないかも見ておきましょう。空気圧が1ヶ所だけ急に減るようならスローパンクチャーの疑いがあるので、専門店で点検を受けることをお薦めします。
5:エアコンからの臭いチェックとエアコンフィルターの交換
夏の高温多湿な季節、クルマのエアコンから漂う酸っぱい臭いに悩まされたことはありませんか? その原因、多くはエアコンフィルターの汚れやカビの繁殖によるものです。しかし、意外にもエアコンフィルターの交換を怠っているドライバーは少なくありません。
生乾き臭の犯人はモラクセラ菌と呼ばれる菌。繊維が十分に乾燥していないまま時間が経過したり、汚れや汗が繊維内に残るとモラクセラ菌が繁殖して異臭が発生してしまうのです。
モラクセラ菌のエサは人間の皮脂。酷暑日、猛暑日に外にいて、気付かずうちに汗ばんだ肌がシートやコンソールに付着してしまいます。
車内を乾燥させるだけではなく、掃除機をかけるなど、車内を清潔にしておかないと生乾き臭はよりいっそう発生しやすくなるということになります。モラクセラ菌は、温度が20~40℃、湿度60%以上で増殖することがわかっています。そのため、エアコンで定期的に除湿をすることも大切です。
エアコンフィルターの交換目安は、1年または1万kmごとが一般的です。ただし、使用環境や走行条件によっては、より頻繁な交換が必要な場合もあります。価格も1500円からあり、PM2.5や花粉、黄砂を除去できます。
ペットを同乗させる、花粉の多い地域を走行する、タバコを吸うなどの場合は、フィルターの汚れが早く進行するため、1年に1回とはいわず、複数回の交換をお薦めします。
特に今年は記録的な暑さだったのでエアコンが酷使されています。ディーラーやオートバックスなどで、しっかりガスが入っているか、漏れはないか、エアコンフィルターが汚れていないか、エアコンの点検をお薦めします。
最後に初心者でもできる点検ポイント、プロに任せるべきことをわかりやすく表にしたのでチェックしてください。



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