VWで日本一売れてるSUV「T-Roc」新型登場!! これがVW「最後の新型エンジン車」か!? 注目の中身を徹底解説

欧州でのグレード展開は4つ　高性能版の「T-Roc R」の設定も

　欧州市場でのグレード展開は、「Trend」「Life」「Style」「R-Line」の4つ。上位グレードの2.0L TSI＋4MOTIONも引き続き設定される見込みで、さらに高性能版の「T-Roc R」の設定も計画されている。

　ボディカラーは、新色のカナリーイエローソリッドやフレームドレッドメタリック、セレスティアルブルーメタリック、グレナディラブラックメタリックを含む6色展開で、ルーフにブラックソリッドを設定したバイカラー仕様も選択可能。また、オプションパッケージが半減されたことで、ユーザーが仕様選択に迷わないシンプルな構成を目指した一方で、電動バイクなどを牽引できる80kg対応の牽引ブラケットをオプション設定するなど、実用面の幅は広げている。

「手頃な小型SUV」という枠を超え、新たなスタンダードを築いた

　内外装デザイン性、最新の運転支援装備、全車ハイブリッド化による環境性能の追求など、あらゆる要素が底上げされ、コンパクトSUVでありながら、上級車の質感・技術を手に入れた新型T-Roc。従来の「手頃な小型SUV」という枠を超え、新たなスタンダードを築いたことで、競合がひしめく欧州市場のみならず、輸入車に対して厳しい目を持つ日本市場でも、注目度の高い存在となることが期待される。現時点日本市場での発売時期は未定のようだが、気になる人は早々にチェックしておいたほうがいいだろう。

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