2代目には200台限定で「クーペ」も登場
コペンセロをベースに、美しいクーペボディをまとったのが200台限定で発売されたコペンクーペだ。最初に姿を現わしたのは東京オートサロン2016の会場である。ショーで評判がよかったから市販に向けて動き出し、3年後の東京オートサロン2019で正式発売にこぎつけた。
ハードルーフは軽量な炭素繊維強化プラスチック製で、リアにはガラスハッチを装備する。BBS製の鍛造アルミとMOMO製本革巻きステアリングを装着し、5速MT車はスーパーLSDも装備した。キュートなクーペは今も人気者だ。
私もコペンを讃えたい!:岡本幸一郎
コペンは世界の名だたるメーカーには必ずオープンカーがあることを受けて、ダイハツもあくまで身の丈にあったオープンカーを出そうと企画されたそうだ。
ダイハツのコペンへの思い入れは相当なもので、アクティブトップだけでも充分スゴイのに、着せ替えやレカロ、ビルシュタインやMOMO、さらにはGRまで作っちゃうなんて、予想外だった。絶対になくさないで、次も頼むよ~!
私もコペンを讃えたい!:清水草一
コペンを作り続けてくれているダイハツは本当にエライです。採算度外視で、ユーザーのため、そして社員の技術伝承のためにやってるんだから。
デザイン的には、今のコペンはあんまり趣味じゃないけど、そんなことはどうでもよし。乗ると、とっても気楽に楽しめるオープンカーだった。
次期コペンはデザインのほうも期待してます! ダイハツさん、がんばって!
「NEWコペン」が紡ぐ新たなストーリー
2025年9月29日の生産終了発表時に「再びコペンを世に出せるよう、さまざまなスタディを続けております」とコメントしたダイハツ。そのコメントからは、コペンをこのまま終わらせないという、強い意志が感じられる。
上の写真は2023年のジャパンモビリティショーに出展されたコンセプトカー「ビジョンコペン」だが、ベストカーとしてはどのような形でもいいので、コペンの次なる世界が見たいと願っている。




コメント
コメントの使い方初代はもちろん、現行も神車。明らかに他のロードスターと違って外の世界との区切りが小さくて、近い。
乗った事ない人はワケワカラナイ言葉だと思うけど、乗り比べたら、ああこの事言ったのね、と分かるはず。
バイクも近いけどヘルメット要らないので、唯一無二の、道と世界と一緒に走れる車。なので本当にお疲れさまって気持ち。