テールライトが生きてるみたい!! スタンレーが開発したきらめくランプがおしゃれだけじゃなく安全性もすごかった!!

テールライトが生きてるみたい!! スタンレーが開発したきらめくランプがおしゃれだけじゃなく安全性もすごかった!!

 近ごろ進化が著しいクルマのライトだが、スタンレー電気が開発したのが粒子状にキラキラ光る新しいリアランプ。見た目がカッコよくて思わず「おしゃれ重視?」と思ってしまうが、実は狙いはデザインだけじゃなく安全性の向上にあったのよ!

文:ベストカーWeb編集部/写真:スタンレー電気

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粒状のきらめきが視認性をグッと高める!

スタンレーの開発した「粒状面発光リアランプ」。実際はキラキラと動いているように見える!
スタンレーの開発した「粒状面発光リアランプ」。実際はキラキラと動いているように見える!

 スタンレー電気が開発した粒状面発光リアランプは、これまで数十個のLEDを並べていた構造を大胆に刷新し、高光束LEDソケット1つに集約、そこから導光レンズへ光を広げることで均一な面発光を実現しつつ、レンズに施した特殊カットによってキラキラと輝く粒状の光を生み出している。

 この煌めきは単なる演出ではなく、わずかな視線移動でも輝点の動きが分かるため、後続車のドライバーが前方の二輪車の動きに約2秒早く気づけるという結果も得られた。

 同社従来比で2秒の差は大きく、急ブレーキを減らす効果も期待できるというから安全性への寄与は確かなものだ。

デザイン性と環境性能も進化! 未来のランプはこれだ

オートバイのテールランプの実験。粒状面発光リアランプは発見が2秒早いという結果が得られた
オートバイのテールランプの実験。粒状面発光リアランプは発見が2秒早いという結果が得られた

 今回の技術はデザイン面でもメリットが大きい。高光束LEDから導光棒へ光を伝える構造により、従来は高さ10mmが限界だった均一発光が最大30mmまで拡大。細長いタイプからボリュームのあるタイプまで、二輪・四輪を問わず多様なランプ形状に対応できるようになった。

 さらに、LED数を減らしたことで部品点数削減や環境負荷低減にも貢献。すでに量産車で採用が進んでおり、今後はクルマのインテリア照明などへの展開も計画されているという。

 スタンレーのキラキラ光るテールランプは、安全性とデザイン性、そしてサステナビリティまで兼ね備えた次世代のリアランプなのだ。

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