“走りのスカイライン”復活を象徴するモデルとして、大きな反響を集めたスカイライン400R。そのUカーがとてもお買い得になっているのをご存じでしょうか? ビッグパワー好き垂涎の400Rの魅力を紹介します。
文:奥野大志(Team Gori)/写真:日産
史上最強405psを発生するハイパフォーマンスモデル
スカイライン400Rは2019年7月に発表。スカイライン史上最強、405psを発生する3.0LのV6ツインターボエンジン、VR30DDTTを搭載し、走りのDNAを受け継ぐモデルとして話題を集めました。この時の全国希望小売価格は552万3120円。
その後、仕様変更や限定モデルの追加を行い、最新モデルでは特別限定車「400Rリミテッド」(693万5500円)が登場。日産スポーツカーのみに設定されるワンガンブルーのボディカラーを設定し、文字通り日産のスポーツイメージを牽引する1台になりました。スポーツ系日産ファンにとって、間違いなく注目の1台です。
初期モデルなら350万円でUカーが見つかる
そんな400Rですが、2019年の発表から6年が経過し、Uカー価格が手頃になってきました。中古車サイトで検索すると、保証付きのディーラー車がなんと350万円ぐらいから購入可能。乗り出し400万円でお釣りが来るのだから、トヨタのGRモデルやホンダのプレリュード、スバルのWRX S4などを新車で買うより安いです。
ただ、ターゲットはあくまで2019年から2022年までの初期モデル。400万円+αぐらいの予算があれば、走行距離が少ない個体も選べます。国産スポーツカーをいじって遊んできたチューニングカー世代にとって、405psという響きは格別。あえて新車を選ばずに、自分の欲に正直になってみるのもアリです。
ライトチューンで青春再びもおもしろい
晴れてスカイライン400Rを手に入れたら、ノーマルの性能を把握するまでしっかり走り込んだ上で、ライトチューンにトライしてみてはいかがでしょうか? 直6スカイラインが絶版になって以降、スカイラインのチューニング文化は衰退したように感じていましたが、400Rを手掛けるプロショップは確実に存在します。エンジンノーマルのまま、ECUチューニングで大きくパワーアップすれば、まさに青春再びです。
スカイライン400Rは今が買い時。国産車という点も安心できますし、5人がゆったり乗れる実用性もポイントです。筆者は次期愛車候補の一台に入れておこうと思います。







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