ジャパンモビリティショー2025でプロトタイプが展示された次期型コペン。軽自動車サイズでFRモデルのコンセプトとして登場した!! 唯一無二の存在として登場なるのか、はたまた、少し変わっての登場になるのか……皆さんが気になるところを考察していく!!
文:小鮒 康一/画像:ダイハツ
【画像ギャラリー】このまま出てほしい!! よろしくお願いしますダイハツさん!!(9枚)画像ギャラリー軽自動車サイズとして新たに登場!!
前回のモビリティショーでは普通車サイズのFRモデルとしてビジョンコペンを展示していたが、来場者からは“軽自動車であることは変えないで欲しい”という声が多く挙がったということで、今回は軽自動車サイズのFRモデルというコンセプトでの登場となった。
会場には現行型をベースにハイゼットカーゴの駆動系などを流用してFR化されたランニングプロトも展示され、FRコペンの登場が現実味を帯びてきたが、本当にFRモデルとして登場するとしてユーザーが求めることはどんなことなのか考えてみた。
登場すれば唯一無二の軽自動車のFRオープンとなる。軽自動車のFRオープンモデルといえば1991年から1998年まで販売されていたスズキ カプチーノが存在するが、それ以降は登場しておらず(S660はMRだった)本当に販売されれば唯一無二の存在となることは間違いない。
ただ軽自動車として登場することを希望する声が多かったということは、維持費の面ももちろんだが、価格の面でも大幅にアップしてしまうことを受け入れられるユーザーはそこまでいないハズ。
さすがにFRレイアウトとなることで専用部品が増えるのは間違いなく、今よりも高くなってしまうことは否めないとは思うが、その上げ幅はなるべく小さくしてほしいというのが本音だろう。
FRらしさが無くなってしまう可能性も……?
FRレイアウトになると不特定多数のユーザーが乗ることを考慮してどうしても安定志向のセッティングになりがちだが、あまりにも安定志向に振り過ぎてFRらしい走りが楽しめないようなものになることは避けて欲しいもの。
そしてランニングプロトは既存のパーツの流用でFR化をするというテーマがあったことでハイゼットカーゴのパーツを多く流用していたが、コストを優先するがあまり、市販モデルにもハイゼットカーゴのパーツをそのまま流用するというのもできれば避けて欲しいところ。
というのもハイゼットカーゴのリアはホーシングを備えるリジッドアクスルとなっており、コストや強度には分があるものの、令和に登場するFRスポーツとしてはさすがに旧態依然すぎる。
往年のAE86も採用していた方式であるため、リジッドアクスル=悪というわけではないが、FRにこだわるのであれば、やはり四輪独立懸架サスペンションを採用してもらいたいものだ。











コメント
コメントの使い方題材は興味深いのですが、内容が、軽で欲しい・でも安くして・そのうえ流用しないで。という矛盾だらけなのが残念。
流用しないなら高額モデル化 or 流用して少しでも安く、のどちらかしか選択肢はありませんよ。スポーツ性能を軽でってのもコスト嵩みます。
ベストカーさんはMazda3がコストダウンでトーション化した時も、工夫してあるから問題なしと書いたのだから、貫いて欲しい。工夫は必ずされますよ。