2000万円級の衝撃!! レクサスLM「4座仕様」の後席はもはや「走るスイートルーム」…48インチ画面で何を見る?

2000万円級の衝撃!! レクサスLM「4座仕様」の後席はもはや「走るスイートルーム」…48インチ画面で何を見る?

 レクサスのラグジュアリーミニバンである「LM」。「素に戻れる移動空間」をコンセプトに掲げ、なかでも4人乗り仕様の「LM500h EXECUTIVE」は、後席を単なる移動のための席ではなく、仕事と休息を同時に叶える「自分だけのパーソナルスペース」としてつくり込まれている。エグゼクティブ(経営者)たちの心を捉える、レクサスLMエグゼクティブ後席の居住性・静粛性・機能性をご紹介しよう。

文:立花義人、エムスリープロダクション/写真:LEXUS

【画像ギャラリー】ラグジュアリーの極み!! 「レクサスLMエグゼクティブ」の後席部分を写真で詳しく!!(10枚)画像ギャラリー

もはや「移動する書斎」

 レクサスLMエグゼクティブの後席において、まず目を奪われるのが、前後席を仕切るガラス製パーテーションだ。これにより後席は完全に独立した空間となり、乗員は外界から切り離されたプライベートな時間を手に入れることができる。パーテーションには、16:9のフルHDディスプレイを横に2枚つなげた48インチ大型ワイドディスプレイが組み込まれており、映画鑑賞からオンライン会議まで、乗員は目的に応じた快適な映像体験が可能だ。また、23スピーカーのマークロビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステムも採用されており、まるで目の前にステージが広がるような演出が実現されている。

 ディスプレイ下部中央には冷蔵庫も装備。一般的な750mlのシャンパンボトルを3本収納できる容量があり、移動の途中で冷たいドリンクに手を伸ばせる。傘立てやバッグ収納スペースなど、細やかな装備も抜かりなく、ただ移動するだけではない「滞在する価値」を後席にもたらしている。

 さらに2025年7月の一部改良では、リアホイールハウスやバックドア周辺に制振材・吸音材を追加することで、ロードノイズや振動音をさらに低減。静寂性は「もはや移動する書斎」と呼べる域にまで達していると思われる。ビジネスパーソンが車内で電話会議を行ったり、睡眠や休息をとるにもふさわしい、極めて快適なプライベートルームが実現されているのだ。

LMのボディサイズは全長5125mm、全幅1890mm、全高1955mm。アルファードが全長4995mm、全幅1850mm、全高1935mmなので、全長・全幅ともに若干大きい
LMのボディサイズは全長5125mm、全幅1890mm、全高1955mm。アルファードが全長4995mm、全幅1850mm、全高1935mmなので、全長・全幅ともに若干大きい
レクサスLMエグゼクティブの後席には、48インチのワイドディスプレイが組み込まれている。映画鑑賞でリラックスするもよし、テレビ会議で仕事を続けるもよし。中央下部には冷蔵庫も用意
レクサスLMエグゼクティブの後席には、48インチのワイドディスプレイが組み込まれている。映画鑑賞でリラックスするもよし、テレビ会議で仕事を続けるもよし。中央下部には冷蔵庫も用意

オットマンとアームレストにもヒーター&ベンチレーション マッサージ機能も

 後席シートは左右独立したキャプテンシートで、それぞれにオットマンと固定式アームレストが備わり、オットマンとアームレストを含むすべてにヒーター&ベンチレーション機能を搭載。季節や気候に左右されず、一年中快適な環境が保たれる。また、大腿部から背中にかけて押圧するマッサージ機能によって、滞在時間が長くなりがちな長距離の移動中でも身体の緊張をほぐし、上質なリラクゼーションを提供する。

 乗り心地も、専用のドライブモードである「リアコンフォートモード」を選択することで、電子制御のAVS(アダプティブバリアブルサスペンション)が減衰特性を後席の乗り心地重視に最適化してくれるので、加減速時の車体の揺れや突き上げが穏やかに。これによって静穏でフラットな乗り心地となり、乗員は安定した姿勢を保ちながら移動中でも十分な睡眠や休息を取ることができる。

ゆったりとしたオットマンとアームレストが備わるLMエグゼクティブの後席シート。長時間の移動も余裕だ
ゆったりとしたオットマンとアームレストが備わるLMエグゼクティブの後席シート。長時間の移動も余裕だ

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