待ってたよ!! 「赤菱の王者」7年ぶりに復活!! ラダーフレーム&ディーゼルターボで三菱 パジェロは2026年末デビュー決定!?

待ってたよ!! 「赤菱の王者」7年ぶりに復活!! ラダーフレーム&ディーゼルターボで三菱 パジェロは2026年末デビュー決定!?

 盛況のうちに終了したジャパンモビリティショー2025。数々の出展車が我々を楽しませてくれたが、ベストカーの予想に反して「出展されなかった大物モデル」もあった。ここではその中の一台、新型三菱 パジェロの情報をお届けする。

※本稿は2025年11月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部/写真:三菱、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年12月26日号

【画像ギャラリー】JMSでは会えなかったけど……きっともうすぐ会えるよね!? 新型三菱 パジェロは2026年末登場!!(16枚)画像ギャラリー

ニッポンのパジェロが7年ぶりに復活!

ベストカー編集部が作成した新型三菱 パジェロの予想CG。全長5.3m、全幅1.9mクラスの大柄なボディになる。ランドクルーザーの強力なライバルの登場である
ベストカー編集部が作成した新型三菱 パジェロの予想CG。全長5.3m、全幅1.9mクラスの大柄なボディになる。ランドクルーザーの強力なライバルの登場である

 ジャパンモビリティショー(JMS)2025に出てもおかしくなかったクルマの筆頭は、新型パジェロだろう。編集部に入ってきた最新情報では、2026年末に日本で登場することが決まったとのこと。

 海外ではパジェロスポーツの名で売られるこの新型。ベースはトライトンで、新開発の4気筒、2.4Lクリーンディーゼルターボ(204ps/47.9kgm)と6速AT、それに強力な走破性を実現するスーパーセレクト4WD-IIが組み合わされる。

 すでに海外ではカモフラージュされたテスト車が公道を走っており、開発は最終盤に差し掛かっている。堅牢なラダーフレームに立ち気味のAピラーとボクシーなフォルムで、まさに「パジェロらしさ」にあふれた一台となる。

 一方で、実は、トライトンは無骨なピックアップトラックに見えて、大容量バッテリーを搭載してPHEV化することも可能なラダーフレームを採用している。

 その実用化のタイミングは不明だが、必要に応じて「電動化もできる構え」になっていることが大切なのだ。もちろん、この新型パジェロもその「構え」にはなっているはずだが、まずはディーゼルターボだけで登場するという情報だ。

トライトンベースの安定感にパジェロらしいフォルム!!

トライトンベースだけに悪路走破性はピカイチ。副変速機付きのパートタイム4WDとなる(ベストカー編集部作成の予想CG)
トライトンベースだけに悪路走破性はピカイチ。副変速機付きのパートタイム4WDとなる(ベストカー編集部作成の予想CG)

 トライトンのボディサイズは全長5360×全幅1930×全高1815mm、ホイールベース3130mmで、かなり大柄(GSRグレード)。新型パジェロもこれに準じたサイズになるはずで、ランクル300や日産パトロール(2027年日本導入を発表)にも負けない、迫力満点の「クロスカントリー4WD」になりそうだ。

 タイで生産して日本に逆輸入するのはトライトンと同じ。トライトンの価格は約500万〜540万円で、新型パジェロもそのあたりの価格帯となりそうだ。

 1982年に初代が登場し、篠塚建次郎氏、増岡浩氏のパリダカラリーでの活躍もあって大ブームとなったパジェロ。その後はシティユースSUVの人気もあって、2019年に4代目で生産を終了したが、2026年末、実に7年ぶりに国内市場に復活することになる。

 大いに話題を呼ぶだろうし、三菱のイメージアップにも大きく貢献してくれるだろう。期待は膨らむいっぽうだ。

【画像ギャラリー】JMSでは会えなかったけど……きっともうすぐ会えるよね!? 新型三菱 パジェロは2026年末登場!!(16枚)画像ギャラリー

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

GRスターレットは次期型ヤリス!? 2025年に出たクルマをALL CHECK!『ベストカー1.10号発売!』

GRスターレットは次期型ヤリス!? 2025年に出たクルマをALL CHECK!『ベストカー1.10号発売!』

 12月に入り、いよいよ今年もラストスパート。2025年は新型車ラッシュに加え、JMS2025をはじ…