【公式先行公開】新型エルグランドは2026年夏発売予定!! アルファード一強を崩せるか? 待ってるぞ!!

【公式先行公開】新型エルグランドは2026年夏発売予定!! アルファード一強を崩せるか? 待ってるぞ!!

 2026年夏の発売が予定されている、日産の高級ミニバン「エルグランド」の新型モデル。2026年に登場が予定されているクルマの中で、もっとも期待値が高い新型車のひとつといっていい存在です。

 高級ミニバンの先駆けとして、初代、そして2代目モデルが大ヒットしたエルグランドですが、現行3代目モデルは、ライバルのトヨタ「アルファード」/「ヴェルファイア」の後塵を拝してきており、4代目となる新型の登場は長年ファンが待ち望んでいたもの。現在のアルファード/ヴェルファイアが圧倒的な存在感を放つ高級ミニバン市場において、あえてその牙城に挑むクルマがあるとすれば、それはやはりエルグランドでしょう。

 新型エルグランドについてご紹介しながら、新型が日本の高級ミニバン市場に与える影響についても考えます。

文:吉川賢一/写真:NISSAN、エムスリープロダクション

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初代・2代目は大ヒットしたエルグランド

 現行型エルグランド(E52型)が登場したのは2010年のこと。大ヒットした初代、そして2代目が掲げてきた「走りのミニバン」という思想を継承し、乗用車ライクな走行性能と高い直進安定性、どっしりと安定した乗り心地を実現。十分に確保されたサスペンションストロークによって、大柄なボディでありながら路面の入力をしなやかに受け止める懐の深さも備え、走りの質そのものは、登場から16年が経とうとしている現在でも色あせていません。

 しかし一方で、市場環境は大きく変化しました。押し出しの強いエクステリアによる「分かりやすい高級感」を武器とするアルファード/ヴェルファイアが存在感を高めるなか、走りを重視した結果、全高を2代目の1910mmから1815mmへと抑えたエルグランドは、市場が求める「高級ミニバン像」とのズレが浮き彫りに。評価される走りを持ちながらも、その価値が伝わりにくい存在となり、長い低迷期に入ってしまったのです。

立ち上がったサイドシルエットと高めのルーフラインで、存在感を取り戻した新型エルグランド。現行型で指摘されてきた「地味さ」を払拭するデザインだ
立ち上がったサイドシルエットと高めのルーフラインで、存在感を取り戻した新型エルグランド。現行型で指摘されてきた「地味さ」を払拭するデザインだ

新型エルグランドは何が変わった? デザイン・e-POWER・走りを総チェック

 現行型での反省を踏まえ、新型では立ち上がりのあるサイドシルエットと高めのルーフラインを復活させ、「これぞエルグランド」と感じさせる存在感のあるプロポーションを取り戻しました。

 ボディサイズは全長4995mm×全幅1895mm×全高1935mmと、歴代エルグランドのなかでも最大級。全長と全高はアルファードとほぼ同寸ですが、全幅は約45mmもワイドです。フロントデザインは四角いタイルを並べたような独創的なグリルにシグネチャーLEDランプを組み合わせたデザインが特徴で、威圧感一辺倒ではない、日産らしい高級ミニバン像を打ち出しています。

 インテリアも大きく進化しました。14.3インチディスプレイを2枚並べたワイドなインパネやボタン式シフトなど、昨今の日産車の中でも、最大級のデジタル化を実現しています。あわせて、木目パネルやスエード調素材、64色のアンビエントライトを効果的に配し、アルファードの「豪華絢爛」とは一線を画す、スマートで洗練された高級感を演出しています。

 後席には、跳ね上げ式肘置き付きのオットーマン搭載プレミアムシートを採用。シートバックの中折れ機能も継承されており、固定式肘置きのアルファードとは違う「自由な姿勢でくつろげる後席」を実現しています。

 もっとも注目すべきはパワートレイン。新開発の発電専用1.5Lエンジン「ZR15DDTe」と、高効率化された「5-in-1 e-POWERユニット」を組み合わせた第3世代e-POWERを搭載します。

 この第3世代e-POWERは、欧州の新型「キャシュカイe-POWER」ですでに市場投入されていますが、そのWLTPモード燃費は4.5L/100km(約22.2km/L)という優れた数値を記録しています。新型エルグランドは車重が2100~2200kg級に達すると見込まれますが、この想定車重をもとに、新型キャシュカイe-POWER(車重1602kg、WLTPモード約22.2km/L)の数値を使って換算すると、新型エルグランドの予想燃費は16.1~16.9km/L前後。これは、ライバルであるアルファードハイブリッド(E-Four・Zグレード/16.5km/L)と真正面から競える水準です。

 もちろん、エルグランドの本質的な魅力である走行性能も健在となるはずです。前後ツインモーター式の進化版「e-4ORCE」により、前後トルクを精密に制御することで、発進から高速巡航まで常に安定した姿勢を維持。背高ミニバン特有のロール感も抑制し、走行状況に応じて4輪の減衰力を自動制御する「インテリジェントダイナミックサスペンション」によって、ふわつきやピッチングを抑えた、安定感のある乗り心地を実現するとしています。

次ページは : 予想価格は約650万円。ただ、より入手しやすい価格帯も用意してほしい

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