雪が降っている最中より、実はその後のほうが怖い。平地の雪は止んだ瞬間から、別の顔を見せ始める。溶けた雪が水になり、夜の冷え込みで再び凍る。その繰り返しが生むのは、見た目では判断しづらい危険な凍結路面だ。雪に慣れていない地域のドライバーほど知っておきたい、雪後ドライブの注意点を整理する。
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トップ写真=Shousei@Adobestock)
【画像ギャラリー】アイスバーンに用心!! 無事故でこの冬を乗り切ろう(4枚)画像ギャラリー雪が消えても油断禁物!! 平地に潜む凍結路面の正体
平地に降った雪は、日中の気温上昇でじわじわと溶けていく。一見すると道路は元通りになったように見えるが、問題はここからだ。
溶けた雪は水となって路面に残り、夜間に気温が下がると再び凍結する。この現象が数日にわたって繰り返されることで、路面はツルツルの氷盤へと変わっていく。
特に注意したいのが、住宅街の日陰や裏道である。周囲はすっかり乾いているのに、その場所だけ雪や氷が残り続けるケースは珍しくない。
雪と違って氷は見分けがつきにくく、気付いた時にはクルマの挙動が乱れることもある。平地だから大丈夫という思い込みが、ヒヤリとする瞬間を招くのだ。
タイヤ選びと走り方で差が出る 雪後ドライブの基本意識
凍結路面では、タイヤの種類によって安心感が大きく変わる。スタッドレスタイヤを装着していれば心強いが、それでも万能ではない。
夏タイヤはもちろん、オールシーズンタイヤを履いている場合も注意が必要だ。オールシーズンタイヤは圧雪路には効果を発揮する一方、完全に凍った路面は苦手であり、過信は禁物である。
走り方の基本はシンプルだ。スピードを控え、急な操作を避けること。特に雪が止んだ翌朝や夜間は、路面が凍結している前提でクルマを扱いたい。
平地の雪は降っている時より、止んだ後に本当の怖さが現れる。冬のドライブでは、その一歩先を読んだ意識が安全を支える。
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