「世界に発信するスズキ初のBEVモデル」 スズキ・eビターラ
スズキ初のBEVモデルとなるeビターラは、インドのスズキ・モーター・グジャラート社で生産される世界戦略車だ。
欧州Bセグメントに属する手頃なサイズのボディは、多角形や多面体構造を採用して先進性と力強さを表現。インテリアもメーターとセンターディスプレイを同一平面上に配置したインテグレーテッドディスプレイシステムによって未来感を演出しつつ、ブラック/ブラウンの2トーンで上質な空間としている。
パワートレインはモーター、インバーター、トランスアクスルを一体にしてシステム全体の効率を高めた「eAxle」と、安全性が高く寿命も長いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーで構成。前後に独立した2つのeAxleを配置する電動4WDシステム「ALLGRIP-e」も採用された。
そして、核となるプラットフォームはBEV専用に開発された「HEARTECT-e」。この新プラットフォームは骨格構造を変更したことで大型の駆動用バッテリーが搭載可能となり、X(FF)/433km、Z・4WD/472km、Z・FF/520kmという十分な一充電走行距離を実現したのだ。
eビターラの補助金交付額は全車127万円。基本グレードとなるX・FFの車両本体価格は399.3万円だから、補助金分を考慮すると実質価格は272.3万円となる。
ライバルにあたるヤリスクロスのハイブリッドX・FFは新車価格が約243万円なので、その差は30万円ほど。この価格差ならBEVを狙う価値は十分にある。
「先進性と高級感が融合したレクサス唯一のBEV」 レクサス・RZ
LXからLBXまでさまざまなSUVを用意するレクサスのなかで、唯一のBEVモデルがRZだ。
プラットフォームこそbZ4X/ソルテラ同じ「e-TNGA」だがボディはひと回り大きく、エクステリアデザインもBEVらしい先進感を持ちつつ、レクサスにふさわしい高級感や質感が表現されている。
メカニズムにも差異があり、モーターとトランスアクスル、インバーターを一体化したコンパクト構造の「eAxle」はRZのほうが強力。さらに、RZは新開発の4WDシステム「DIRECT4」を採用する。
これは、車速や舵角などのセンサーの情報に基づいて前後のトルク配分を100:0〜0:100の間で自動制御し(改良後モデルは80:20〜0:100)、ダイレクトな加速感や優れた操縦安定性、気持ちの良い旋回フィーリングなどを実現するシステムだ。
2025年12月の改良ではBEVシステムの刷新により高出力化と航続距離の延長を実現し、充電所要時間を短縮。
さらに、海外仕様のbZ4Xにも搭載されるステアバイワイヤシステムをRZ550e Fスポーツに採用。これはタイヤとステアリングを機械的につなげるのではなく、電気信号によってタイヤの動きを制御する先進のメカニズムで、大きな注目を集めている。
なお、RZの新車価格は790〜950万円と当然ながら高額。しかし、補助金をうまく使えば少しは手に入れられる確率も上がるはず。補助金交付額は、350eと500eが130万円、550eと特別仕様車の600eが104万円となっている。
【画像ギャラリー】bZ4Xが絶好調!! 今が国産BEVの買い時だ(12枚)画像ギャラリー













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