2026年の自動車業界もそろそろ本格的な動きを見せ始める頃。早いところでは1月の初めあたりから新型を発表したメーカーもある。2026年の自動車業界はどうなる? ここでは依然として経営危機の渦中にある日産の一年を予想する。
※本稿は2026年1月のものです
文:井元康一郎/写真:日産
初出:『ベストカー』2026年2月10日号
2026年も続く試練……商品力強化が急務
ホンダとの経営統合が幻に終わり、未曽有の経営危機からの脱却に単独で挑む日産。
財務基盤はまだ健全性を保っているが、クルマの製造・出荷が大赤字、それを販売ローンの利益でカバーするという今のトレンドが続けば、その健全性も失われる。2026年もタフな戦いが続くだろう。
勝ち筋は一にも二にも商品力強化。そのベースとなる電動化、自動運転、人工知能などの新世代技術についてはレガシーメーカーのなかでは悪くないポジションにある。
が、限られた資金力で新商品を急に増やすのは難しいうえ、失敗はもはやひとつも許されないというプレッシャーもかかる。
この事態の打破は、逆風になると手が止まるという悪癖を自分の手で払拭できるかどうかにかかっている。日産は経営改革のための雌伏の一年になるだろう。
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