トヨタの純正カスタムブランド「モデリスタ」が、とんでもないアルファードを披露しました。東京オートサロン2026でベールを脱いだ「アルファード MODELLISTA CONCEPT」は、まるで高級ドレスのように広がるエアロと、プリズムのような輝きを放つライティングを融合させた、唯一無二の世界観をもつモデルでした。純正カスタムの枠を軽々と飛び越えた、その圧倒的なスタイルを詳しくご紹介します。
文:吉川賢一/写真:MODELLISTA、エムスリープロダクション
【画像ギャラリー】まさに「走る高級ドレス」! プリズムの光と天然石を纏った「アルファード MODELLISTA CONCEPT」(16枚)画像ギャラリーまるで「イブニングドレス」 圧倒的なワイド感と存在感
トヨタ車の直系カスタマイズブランドとして、洗練されたエアロパーツやホイールなどを展開してきたモデリスタ。そのモデリスタが、フラッグシップミニバンであるアルファードをベースに、次世代のデザインスタディとして提示したのが今回の「アルファード MODELLISTA CONCEPT」です。
デザインテーマは「Magnific IMPERIAL(マグネフィック・インペリアル)」。直訳すれば「壮麗な威厳」ですが、その言葉どおり、実車の迫力は圧巻。
最大のハイライトは、イブニングドレス「ローブ・デコルテ」から着想を受けたという、フロントからサイド、リアへと流れるように繋がるアンダースポイラーです。まるでドレスの裾を引くような優美な広がりを見せ、もともと大柄なアルファードをより低く、よりワイドに仕立て上げています。
さらに、各所に配されたプリズム状のイルミネーションが、夜の街に映える幻想的な演出をプラス。視覚的なインパクトは、これまでの純正カスタムの常識を塗り替えるレベルです。
「メッキ頼み」ではなく、造形で魅せる新しい顔つき
今回のコンセプトモデルで興味深いのは、これまでのモデリスタが貫いてきたデザインとはアプローチが違う点。従来のモデリスタは、大型グリルのメッキ加飾を強調する「華やかさ」が代名詞でしたが、このコンセプトモデルではボディ同色のグリルパネルを基調とした立体構成を採用しています。
フロントマスクは、アッパーグリル、ラジエターグリル、そして大胆に張り出したフロントスポイラーによる「三層構造」となっており、メッキの光沢ではなく「造形の厚み」で力強さを表現しています。左右を繋いだライティングの下で、淡く光るフロントグリル、そしてアンダーディフューザーに仕込まれたプリズムライティングが合わさり、厳かなオーラを放っています。
足元を支える専用アルミホイールも凝った造形です。シャープな7本スポークに樹脂加飾を組み合わせた3Dデザインは、単なるドレスアップにとどまらず、空力性能(整流効果)まで計算されているそう。単なる見た目勝負に終わらせないのは、さすが純正カスタムブランドであるモデリスタの仕事といえます。
インテリアにはなんと「天然石」を採用
内装の仕立ても大胆です。ホワイトレザーを基調としたクリーンな空間には、ドアトリムなどのパネル類の一部に、なんと「天然石」を配置。石ならではの冷涼な質感と唯一無二の模様は、これまでのウッドやカーボンとは異なる、新しいラグジュアリーのかたちといえます。
さらに、頭上のオーバーヘッドコンソールには、外装のデザインと連動したプリズムライティングを配置。内外装で一貫した世界観をつくり込むことで、ショーカーらしい華やかな空間演出を完成させています。




















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