アイルトン・セナの苦言が作った快速スポーツカー
ホンダが1990年にリリースしたミッドシップスポーツカーのNSXは、当時F1チームのマクラーレンホンダに所属していた世界チャンピオンのアイルトン・セナもテストに参加し、車体剛性に対する苦言を呈したことが開発を促進したといわれている。
そのためにホンダは世界一過酷なサーキットのドイツ・ニュルブルクリンクサーキットに市販前のNSXを持ち込んで煮詰めを行った――つまりセナの「ボディ剛性が低すぎる」という意見がニュルブルクリンクでのテストを実施させ、NSXのハンドリング性能を引き上げた。
これが世間一般に伝えられている伝説だが、このセナ×NSX伝説もやはり少々“盛られて”いるようだ。
実際にはニュルブルクリンクでのテストはセナの試走前から決まっていたことであり、セナの意見も参考になったとはいえ、それが鶴の一声ではなかった。
そして世界的なスターだったセナの存在は、NSXの開発に加えてプロモーションにも大いに貢献したのである。
【画像ギャラリー】ロールス・ロイス、NSX、カウンタック…名車に噂はつきもの(15枚)画像ギャラリー















コメント
コメントの使い方NSXなら全て速い的な都市伝説も同様の盛りまくりですね。速いのはNSX-Rのみで素NSXはGTカー。
かつNSXオーナーの殆どがそのGT性能すら発揮させていなかった。
そうじゃなければサーキットでNSXに遭遇する度に遅さと後ろ確認もしない走りに毎度イライラさせられる事は起こらなかったはずです。