勉強になるクルマとはBMW3シリーズのことだ!
現代のクルマしか知らない若者に伝えたいのは、速さの定義である。直線加速の鋭さは刺激的だが、それは一要素に過ぎない。コーナー進入での荷重移動、ブレーキリリースからターンインへの移行、スロットルオンで後輪にトラクションを働かせる過程。
こうした一連の操作が淀みなく繋がるとき、クルマは速く、そして楽しい。318iはその連続性を教えてくれる教材なのである。それはクルマを評価する時、大きなベンチマークとして体に沁みつけておくことで選択眼が養われる。
自動車の電動化が進めば、こうした軽快なFRセダンは確実に姿を消す。重量増と複雑化は避けられない。だからこそ、機械的シンプルさを保った時代のクルマに触れておく価値がある。パワーではなくバランスで勝負するクルマを体験せずして、クルマを語ることはできない。
【画像ギャラリー】え、教習車仕様のBMW 3シリーズなんてあったの!? 教官用の補助ブレーキまでドイツ製じゃん!!(20枚)画像ギャラリーBMWらしいE36/E46を買うならイマしかない!
中古市場にはまだ程度のいい個体が残る。状態の良いマニュアル車を見つけるには根気が要るが、その労力に見合う収穫がある。若者にとって現実的な価格帯で、純粋なドライビングプレジャーを得られる数少ない選択肢と言えるのだ。
内燃機関の時代が静かに幕を下ろそうとしている今、若い世代に伝えたいのは「速さ」ではなく「基準」でクルマを見ること。車とは何か。操るとは何か。バランスとは何か。その答えを身体で理解させてくれる1台が、E36、そしてE46の318iだ。
時代が変わる前に、一度は触れてほしい。その経験は、将来どんなパワートレーンの車に乗ろうとも、揺らぐことのない「物差し」となるだろう。
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