スギ花粉ついに本格襲来!! やっちゃいけないクルマの花粉対策教えます

スギ花粉ついに本格襲来!! やっちゃいけないクルマの花粉対策教えます

 スギ花粉の飛散開始が確認され、すでに車内でも猛威を振るう季節に入った。クルマの中に花粉を増やさないコツは、そしてボディについた花粉はどうすればいい? クルマと花粉にまつわる基本をおさらいしよう、

文:ベストカーWeb編集部/画像:Adobe Stock(トビラ写真=@Adobe Stock)

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春は最も残酷な季節だ……

ベストカーWebでもフィルター交換の重要性をこれまで何度も伝えてきた(wellphoto@Adobe Stock)
ベストカーWebでもフィルター交換の重要性をこれまで何度も伝えてきた(wellphoto@Adobe Stock)

 2026年のスギ花粉は、東京都でも飛散しており、すでに広い地域での飛散も確認されています。ピークは多くの所で3月上旬から中旬とされていますが、2026年春の花粉飛散量は全国平均で平年比128%との予想。

 花粉は屋外の問題になりがちですが、クルマの使用頻度が高い人ほど車内で花粉にさらされる時間も長くなります。ドアの開閉や換気で花粉は入り込み、シートやフロアマット、ダッシュボードに付着します。いったん入った花粉は、走行中の振動や送風で再び舞い上がることもあります。

 運転中の不快感は、単なる気分の問題では終わりません。くしゃみは一瞬でも視界を失い、連続すればさらに危険が増します。涙目や鼻水の対処で注意が逸れたり、ハンドルから手を離す場面が生まれたりすることもあります。

入れない・舞わせない 車内は段取りで変わります

コロコロなども使って車内の花粉が飛び散らないようにしっかりキャッチするのがいいだろう(poko42@Adobe Stock)
コロコロなども使って車内の花粉が飛び散らないようにしっかりキャッチするのがいいだろう(poko42@Adobe Stock)

 車内対策の柱は、エアコンフィルターです。自動車用エアコンにもフィルターが備わっており、道路からの粉塵や花粉などを捕集します。PM2.5に対応するモデルもあります。

 また、内気循環を続けていると車内の二酸化炭素濃度が高くなり、集中力低下や疲労感の増加につながる可能性があります。状況に応じて内気循環と外気導入を切り替える前提で、フィルターの状態を整えておくことが重要です。

 エアコンフィルターは取り付けたまま長期間使い続けるものではありません。花粉やホコリを受け止め続ければ、目詰まりが進み、本来の性能を発揮しにくくなります。交換の目安は1年程度とされます。作業自体は自分で行える車種もありますが、状態確認も含めてディーラーや用品店に任せる方法もあります。

 次に効いてくるのが、車内へ持ち込む量そのものです。乗り込む前に衣類についた花粉を払ってから乗るだけでも、車内の負担は変わります。衣類は表面が滑らかな素材のほうが付着しにくく、起毛系は付着しやすいとされます。静電気が起きると花粉が付きやすくなるため、静電気を除去する考え方も示されています。

 掃除は勢いでやってしまうと花粉やホコリも舞い上がりやすく、順番がポイントになります。水拭きで落ち着かせてから、凹凸部はモップなどで拾い、最後に掃除機で吸い取りましょう。シートの隙間や手の届きにくいところは、道具があると作業が進みます。

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ボディの花粉は“落とし方”を間違えると厄介

洗い方を工夫をすることで花粉の季節も無事乗り切ろう(Bundi@Adobe Stock)
洗い方を工夫をすることで花粉の季節も無事乗り切ろう(Bundi@Adobe Stock)

 花粉の影響は車内だけではありません。ボディに付着した花粉にも注意が必要です。花粉が付いたボディを水拭きするとシミや腐食につながるおそれがあるため、高圧洗浄機やたっぷりの水で洗い流すのが理想的だとされています。上から下へ水を当てるのが基本です。

 花粉に含まれるペクチンは熱に反応して溶け出し、塗装に悪影響を与えるとされています。コーティング層やワックス層があっても、放置すればシミの原因になることがあります。

 カーシャンプーを使う際は、やや多めに溶かし、しっかり泡立て、力はかけずに包み込むようにスポンジを滑らせるように洗いましょう。

 花粉は先述したようにペクチンという成分を含み、水だけでは落ちにくい場合があります。そのため、虫汚れや鳥フン用のシャンプーを使うと除去しやすいとのこと。これらはたんぱく質汚れに対応しているため、花粉にも有効だからです。

 それでも残る花粉花粉汚れにはお湯が有効とされることがあります。目安は70度前後で、シミ部分にクロスを当て、その上から温かいお湯をかけるのが効果的。花粉に含まれるペクチンがやわらぎ落としやすくなります。ただし、熱湯を直接ボディにかけるのは避けましょう。塗装への負担が大きくなってしまいます。

 予防策としては、親水タイプのコーティングが有効です。水がまとまりやすくなり、雨とともに汚れが流れやすくなります。ボディカバーも有効ですが、外す際に花粉が舞う点には注意が必要です。

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