もう若くはないけどハンドルは握りたい!! 初老世代の本命車4選

フォルクスワーゲンのゴルフVIIIは派手すぎない“大人のためのホットハッチ”

もう若くはない。でもハンドルは握りたい!! 初老世代の本命車4選
2021年に日本へ導入されたゴルフの第8世代モデルは電動化、運転支援機能の強化、デジタル化の領域において飛躍的な進化を果たし、コンパクトカーセグメントを牽引

 1980年代から1990年代にかけて“元気が良かった日本”を知る円熟世代にとって、ホットハッチは今なお記憶に残っているカテゴリーのひとつではないだろうか。

 その一方で国産車の現行ラインナップをみると、ホットハッチと呼べるクルマはきわめて少なく、ましてや円熟世代が選べるモデルなどは皆無に等しい……というのが実情だが、輸入車まで選択肢を広げれば、忘れてはいけないホットハッチがあることに気づく。

 そう、ゴルフである。

 1975年3月にヤナセを通じて導入・発売された初代モデルがデビューして以来、ゴルフは日常ユースにおける高い実用性とクリーンで精度の高いデザインを常に融合させてきた。

 現在発売されている現行モデルは2021年に国内発売が開始された“VIII”だが、VIIIでは先代モデルから“デジタル化”、“電動化”、“ドライバーアシスタンスシステム”が大幅に進化。

 また、フォルクスワーゲンとして初めて 48V ベルト駆動式スタータージェネレーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを1.0TSI エンジンと 1.5TSI エンジンに設定された。

 同年12月には245psの最高出力と370N・mの最大トルクを発生するエンジンに、迅速なシフトチェンジを可能とした7 速DSG を組み合わせたGTIも登場。

 ビークルダイナミクスマネージャーによる高次元なドライビングプレジャーの提供や、内外装に採用されたGTI専用アイテムによるスポーティな装いも大きな魅力となっている。

 その後、2024年7月には内外装をブラッシュアップし、日本初採用のイルミネーション付きVWエンブレムが精悍なフロントデザインをよりいっそう際立たせたマイナーチェンジモデルが発表されている。

日本での人気はイマイチなトヨタのカムリも世界的に見れば一級品のスポーツセダン

もう若くはない。でもハンドルは握りたい!! 初老世代の本命車4選
走りを予感させるエモーショナルで美しいデザインが特徴のカムリ。低く構えたフードとフェンダーや低いベルトラインにより、タイヤの存在感を強調した低重心感も表現されている

 国内向けの車両生産を2023年末に終了したカムリ。

 日本での人気はいまひとつであったが、アメリカでは20年以上にわたって乗用車販売台数ナンバーワンを獲得していたことに加え、2016年には販売台数が世界累計1800万台超えを達成するなど、名実ともにグローバルモデルとしての地位を確立した1台であった。

 そんなカムリの国内最終モデルはスタイリッシュなエクステリアデザイン、上質感に溢れるインテリア、さらには走りもスポーティという3拍子揃ったパッケージが自慢。

 2017年7月のフルモデルチェンジでTNGAに基づくエンジンとプラットフォームの一新を受けたカムリ、その一番の魅力は磨き抜かれた美しいスタイリングにあった。

 外観のデザインはエンジンと乗員レイアウトを下げることで低重心シルエットを実現し、フロントまわりもスリムなアッパーグリルと立体的なロワグリルを対比させてワイドなスタンスを際立たせていた。

 また、インテリアも部品の小型化やレイアウトの見直しでインパネの厚みを抑えたほか、エンジンフード・カウル・ベルトラインを下げて視界を良くするなど、スポーティかつ広がり感のある空間を実現していた。

 一方、走りの面では液体封入式エンジンマウントの最適配置による上質な乗り味、ボディのねじれ現象を抑制する環状骨格構造の採用による優れた操縦安定性、最大熱効率41%と高出力を両立したダイナミックフォースエンジン2.5と進化を続けるハイブリッドシステム(THSII)の組み合わせによる33.4km/Lの低燃費と優れた動力性能の両立など、特筆点は枚挙に暇がない。

 2018年8月にラインナップに追加されたWSグレードもより応答性の高い操舵フィーリングとフラットな走りを追求したサスペンションチューニングが行われており、“走らせてもちゃんと楽しい”が実践されている。

【画像ギャラリー】円熟世代だからこそ良さがわかる本名車を再チェック!(12枚)画像ギャラリー

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