「デリカを名乗るコンパクトハイトワゴン」 三菱自動車・デリカD:2
超ロングセラーのD:5や「デリ丸。」効果が上乗せされて好評のデリカミニと、話題に事欠かないデリカシリーズ。その三男坊にあたるのがD:2だ。
ご存じのとおりD:2はスズキ・ソリオのOEM車で、3代目となる現行モデルは2020年にデビュー。先代よりも全長を延ばし、ラゲッジルームを拡大するとともに後席の居住性もアップ。全席で快適な室内空間を実現した。
デザインはソリオと基本的に一緒。標準車はメッキガーニッシュなどを採用して質感を高め、ドレスアップ仕様のカスタム(ソリオはバンディット)は立体感のあるグリルや2段ライトで個性を表現。後者は2025年の一部改良でよりアグレッシブなデザインとなった。
また、インテリアでも両者に大きな違いはない。
ただしエンジンは少々異なる。ソリオはマイルドハイブリッドをメインに据え、当初はガソリン車を用意したり一時期はストロングハイブリッドも設定していたが、D:2は一貫してマイルドハイブリッドのみのラインナップだ。なお、2025年の一部改良ではパワートレインが一式刷新された。
現在の中古車市場を見ると、両者にそれほど大差はない。しかし、少しでも割安にというのであればD:2がお薦め。
2026年3月現在においては、2024年式ではD:2は170〜180万円に集中しているが、ソリオのボリュームゾーンは180〜220万円台と広く、バンディットに絞ると200万円以上になってしまう。
なお、D:2は全体の約7割が標準車のため相場が安くなっているとも判断できるが、この差は決して小さくないだろう。
「実力者の血を引くMサイズミニバン」 スズキ・ランディ(先代)
ノア/ヴォクシー、ステップワゴンらとともにMサイズミニバン御三家として長年にわたり活躍してきたセレナ。人気モデルゆえ中古車市場でもなかなか値崩れしないが、OEM車のランディならハードルが下がる。
ランディは、もともとは軽自動車エブリイの登録車版「エブリイ ランディ」として販売されていたが、2007年に日産からセレナのOEM供給を受けてMサイズミニバンとして生まれ変わった。
狙い目は2016年に登場した先代(3代目)だ。この先代、セレナと違いハイウェイスターやe-POWERは未設定だし、プロパイロットも搭載されない。
しかし、5ナンバーサイズながらクラスナンバー1の室内長と室内幅を確保し、2列目ロングスライドに加えて3列目にもスライド機構を採用することでより多彩なシートアレンジを可能とするなどの利便性は本家譲り。
さらに、エマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなどの安全装備は全車標準装備だし、S-HYBRIDが4WD車にも拡大採用されたこともセレナと同じだ。
それでいて、中古車相場が安いのだから魅力的。
サンプルが少ないためあくまでも参考程度だが、2026年3月現在においては2020年式2.0Xでも150万円程度から狙える。セレナの同等グレードの相場と比べると20万円ほど安い。ただし、流通量が圧倒的に少ないので見つけたらラッキーぐらいに考えたほうがいいかもしれない。
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