スズキ ソリオとトヨタ ルーミーは、コンパクトなボディに両側スライドドアを組み合わせたライバルどうし。価格・燃費・室内の広さ・安全装備はどちらが優れているか。両車の公式データをもとに、買うならどちらかを整理してみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スズキ、トヨタ
【画像ギャラリー】ルーミーの隠せるカップホルダー良くない!? ソリオもソケット口多いの嬉しいぞ!(27枚)画像ギャラリー室内の広さと燃費でソリオ、価格と動力系の選択肢でルーミー
まずボディサイズを確認する。ソリオの全長は3810mm、全幅1645mm、全高1745mm。ルーミーの全長は3700〜3705mm、全幅1670mm、全高1735mm。ソリオのほうが全長で約100mm長く、全幅は25mm狭い。5ナンバー規格内に収まる点は共通で、どちらも狭い路地での取り回しに不安はない。
いっぽう室内の広さでは差がある。単純な数値で言うと、ソリオの室内長2500mmに対し、ルーミーは2180mmと、320mmもソリオに分がある。後席の足元空間や、チャイルドシートを装着した際のゆとりに直結する差といえるが、室内長はダッシュボードの形状によっても結果が変わるため、実車での確認もお勧めしたい。
燃費はどうか。ここではソリオがリードする。ソリオはマイルドハイブリッドを全グレードに標準搭載し、WLTCモード燃費は2WDで22.0km/L。ルーミーはガソリン車のみの構成で、1.0L自然吸気エンジン搭載の2WD車で18.4km/L、ターボエンジン搭載グレードでは16.8km/Lにとどまる。日々の燃料代に直結する数字で、ソリオの優位は明確だ。
価格はルーミーが手に入れやすい。メーカー希望小売価格はルーミーが174万2400円〜229万4600円。ソリオはオーディオレス仕様の2WD最安値が192万6100円(HYBRID MG)で、上はソリオ バンディットの全方位モニター付き4WDが264万8800円(HYBRID MV)に達する。エントリーグレード同士で比べると約18万円の開きがあり、コスト優先ならルーミーだ。
走行性能の選択肢ではルーミーが優る。ルーミーには1.0Lターボエンジン搭載の「G-T」「カスタムG-T」が用意されており、高速合流や山岳路など力強い走りが求められる場面で余裕が生まれる。ソリオは全車1.2L自然吸気のマイルドハイブリッドのみで、ターボ設定はない。
選び方は「後席と燃費」か「コストと走り」かで決まる
安全装備は両車ともアダプティブクルーズコントロール(全車速追従・停止保持機能付)を装備しており、基本的な予防安全性能は拮抗している。ただしソリオの停止保持機能付きACCは上位グレード(HYBRID MZ・HYBRID MV)のみの設定。下位グレードのHYBRID MX・HYBRID MGではACCの停止保持機能がない。
一方ルーミーは全グレードに停止保持機能付きACCを標準装備しており、この点ではルーミーが有利だ。
スライドドアについても確認しておきたい。ソリオはHYBRID MZ・MVが後席両側パワースライドドア標準、HYBRID MX・MGは後席左側のみ。ルーミーはXが左側のみ、G以上が両側となる。子育て世代が日常的に両側からの乗降を使いたいなら、両側対応グレードを選ぶ必要がある点は共通だ。
総じて、後席のゆとりと燃費を最優先にするならソリオが優れた選択肢だ。室内長320mmの差は快適性に直接響き、毎日の燃料代にもじわじわと効いてくる。一方、購入コストを抑えたい、ターボの力強い加速も楽しみたいというユーザーにはルーミーが合う。同じカテゴリーに属しながら、優先する価値観によって答えが変わる2台のクルマだ。
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