アウトドア風の軽スーパーハイトで悩むなら、ダイハツ タント ファンクロスと三菱 デリカミニは外せない2台だ。どちらもスライドドアを備え、家族使いと週末レジャーをこなす実力派。では選ぶ決め手は、タントの大開口か、デリカミニのSUV感か。価格、燃費、室内、使い勝手で見ていこう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】アウトドアスタイル軽のデリカミニとタント ファンクロスをイッキ見! 写真で内外装を徹底比較!(24枚)画像ギャラリー価格と燃費はタント有利!! ミラクルオープンドアの便利さも強烈
まず価格はタント ファンクロス 2WDが180万9500円、ファンクロスターボ 2WDが190万3000円。対するデリカミニはG 2WDが196万4600円、T 2WDが204万2700円だ。NA同士で15万5100円、ターボ同士で13万9700円、タント ファンクロスのほうが安い。
燃費もタントがやや有利だ。WLTCモード燃費はファンクロスが21.9km/L、ファンクロスターボが20.6km/L。デリカミニはGが21.0km/L、Tが19.5km/Lとなる。価格も燃費もタント優勢。毎日の送迎や買い物が中心で、できるだけムダなく遊び系軽を楽しみたいなら、タント ファンクロスのコスパはかなり光る。
さらにタント最大の武器はミラクルオープンドア。助手席側のセンターピラーをドアに内蔵し、前後ドアを開けると大きな開口部が生まれる。子どもの乗せ降ろし、キャンプ道具の積み込み、雨の日の買い物袋の出し入れなど、日常の面倒をグッと減らしてくれる。ファンクロスは撥水加工シート表皮、防水加工シートバック、ラゲージルームランプなども備え、見た目だけでなく“積んで使う”力もある。
SUV感と走破ムードならデリカミニ!! 4WD重視ならかなり刺さる
一方、デリカミニはキャラ立ちが強い。全長3395mm×全幅1475mmはタントと同じ軽規格いっぱいだが、室内寸法は長さ2315mm×幅1335mm×高さ1400mm。タント ファンクロスの室内長2125mm×幅1350mm×高さ1370mmと比べると、室内長と室内高ではデリカミニが勝る。ゆったり感ではデリカミニがなかなか強い。
そしてデリカミニの魅力は、やはりSUVっぽさだ。デリカ譲りのタフな顔つきに加え、5つのドライブモードを用意。4WD車は最低地上高160mm、大径タイヤ、専用開発ショックアブソーバーも備える。雪道、キャンプ場、未舗装路の駐車場などをよく走るなら、この安心感は大きい。タント ファンクロスもアウトドア感はあるが、デリカミニはもう少し“道を選ばない感”が濃い。
結論はわかりやすい。価格、燃費、ミラクルオープンドアの使いやすさで選ぶならタント ファンクロス。日常の便利さと週末レジャーのバランスがいい。いっぽう、SUV感、4WDの安心感、デリカらしい存在感まで欲しいならデリカミニだ。スライドドアの実用派か、SUVムードの本格派か。遊べる軽選び、これはかなり悩ましいぞ。
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