ホンダの新型EV「スーパーワン(Super-ONE)」が人気だが気になるのが充電問題。一充電走行距離はWLTCモードで274km。価格は339万200円、CEV補助金130万円込みなら実質209万200円となるが、自宅に充電設備がなくても現実的に乗れるのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ラゲッジスペースとイイ感じに調和してる! スーパーワンのサブウーファー、こんなトコロにあったのか!(9枚)画像ギャラリー自宅充電なしでも1日30km程度の移動なら意外となんとかなる
EV購入で最初に不安になるのが、自宅に充電設備がない問題だ。戸建てなら充電コンセントを設置しやすいが、マンションや月極駐車場ではそう簡単ではない。だからこそ、スーパーワンを検討する人の多くが「家で充電できないと無理なのでは?」と考えるはずだ。
ただ、結論から言えば、使い方次第では自宅充電なしでも意外と乗れる。スーパーワンの一充電走行距離はWLTCモードで274km。これは長距離移動を毎週こなす人には余裕たっぷりとは言えないが、通勤、買い物、送迎、近場の移動が中心ならかなり現実的な数字だ。
たとえば1日の走行距離が30km前後なら、単純計算で数日は走れる。もちろんエアコン使用、気温、渋滞、高速走行、急加速などで実際の航続距離は変わる。それでも、毎日必ず満充電にしないと不安というタイプのEVではない。生活圏内に急速充電器や普通充電器があれば、買い物や食事、用事のついでに充電する使い方も見えてくる。
スーパーワンは、巨大なバッテリーで長距離を押し切るEVではない。車両重量1090kgの軽さを生かし、日常の移動を軽快に楽しむ小型EVスポーツだ。だからこそ、自宅充電がない人でも「毎日の走行距離」と「近所の充電環境」が合えば、想像よりハードルは低い。
購入前に見るべきは価格より充電スポットの生活動線
価格はベストカーWebの取材によれば339万200円。CEV補助金130万円を使えば、単純計算で実質209万200円となる。この価格感は大きな魅力だが、充電環境を確認せずに飛びつくのは危険だ。見るべきは、自宅から近い充電器の数だけではない。普段の生活動線上にあるかどうかだ。
職場、スーパー、商業施設、道の駅、よく行くショッピングモール、休日に立ち寄る場所。こうした場所に充電器があれば、自宅充電なしでも運用しやすい。逆に、最寄りの充電器が遠回りになる場所にしかない場合は、徐々に面倒になる可能性がある。EVは充電時間そのものより、「充電のためだけに動く感覚」が負担になりやすいからだ。
スーパーワンはモーター最高出力が通常47kW、BOOSTモード使用時は70kW。仮想有段シフト制御やアクティブサウンドコントロールも備え、走りの楽しさを前面に出したモデルだ。だからこそ、充電の不安で乗る機会が減ってしまうのはもったいない。購入前には、スマホアプリなどで自宅周辺とよく行く場所の充電器を確認し、週に1回程度の充電で回せるかを考えたい。
結論として、スーパーワンは自宅充電なしでも十分に検討できる。もちろん、自宅で充電できるほうが快適なのは間違いない。だが、航続距離274kmがあり、生活圏内に使いやすい充電スポットがあるなら、マンション住まいや月極駐車場でも現実味はある。大事なのは「EVだから無理」と決めつけないことだ。スーパーワンは、充電環境さえ生活に合えば、意外なほど普通に乗れる小型EVスポーツだ。
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