2026年2月にマイナーチェンジを受けた日産 アリア。そのフロントを見た時に、同じ年の1月にフルモデルチェンジした日産 リーフを思い出した人もいるはずだ。この2台、はたしてどのように違うのか? 乗り比べたをしてみた!!
※本稿は2026年4月のものです
文:岡本幸一郎/写真:奥隅圭之、日産
初出:『ベストカー』2026年5月10日号
アリア(マイナーチェンジ)とリーフ(フルモデルチェンジ)を比較
アリアというのは不遇なクルマで、せっかく登場したかと思えば生産の都合で受注が制約されたり、受注がフルにOKになったかと思えば大幅値上げされたりして、いちばん美味しいはずの時期にお客さんを逃がしてきた経緯がある。
今回も新型リーフ登場の裏でひそかにマイナーチェンジしていたのであやうく見逃しそうなところだけど、いろいろよくなっていることをぜひ知らせておきたい。
グリル部分がボディ同色になりリーフ似になったカオは、よくいうと若々しくなり、悪くいうとちょっと安っぽくなった気もして好みが分かれるかもしれない。
装備面では、アリアにもリーフと同じくGoogle搭載のインフォテインメントシステムが採用されたのは大歓迎。カーナビや音声操作の利便性が向上していて、やっぱり便利だ。
あとは、リーフと同じくAC外部給電コネクターが標準装備となった。ただし、リーフのように車内のコンセントと外部コネクターで合わせて3000Wというわけにはいかず、最大で1500Wまでとなる。
兄貴分としてボディサイズをフルに活かす!!
走りのほうでは日本市場に適したようにサスペンションの設定を最適化したとのことで、乗り心地が劇的によくなった。荒れた路面や首都高の継ぎ目を乗り越えた時の印象がぜんぜん違う。そこはリーフもいいので、引き分けという感じ。
ただし、走りのなめらかさでは、そのために工夫したというリーフのほうが上かなという印象を受けた。
アリアの優位性は、いうまでもなく広いこと。リーフも新しいプラットフォームの採用で前席の足元は広くなったが、やっぱりアリアは段違い。独特の行燈ライティングもアリアの特権だし、電動で前後にスライドできるセンターコンソールもある。シート自体もアリアのほうがカッコイイと思う。
もっと違うのが後席の居住空間と荷室だ。この広さが欲しい人はやっぱりアリアを選んだほうがいい。
もうひとつは、完成度の高いe-4ORCEがアリアでないと選べないことだ。降雪地のユーザーにとってこの差は大きいよね。
●各項目の評価
・パワー感:★★★☆☆
・乗り心地:★★★★★
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★★★☆


















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