雪国ならe-4ORCE、先進装備重視ならLUXION
ただし、全員にe-POWER ハイウェイスターVが最適というわけではない。雪国や山間部に住む人、冬のレジャーが多い家庭なら、e-4ORCE ハイウェイスターVが強い。価格は414万1500円で、前後モーターによる電動4WDを採用する。雪道や雨の高速道路での安定感を重視するなら、かなり頼れる選択肢だ。
一方で、先進装備を最優先するならe-POWER LUXION(ルキシオン)だ。価格は499万8400円と一気に高くなるが、プロパイロット2.0を搭載するセレナの最上級グレード。高速道路での運転支援を重視し、長距離移動が多い家庭には刺さる。ただし約500万円という価格を考えると、万人向けのベストではなく、先進装備にしっかり価値を感じる人向けだ。
価格重視ならガソリン ハイウェイスターVも悪くない。322万8500円で見た目の満足感があり、年間走行距離が少ない家庭ならe-POWERとの差額を燃料代で取り返すのは簡単ではない。近場の送迎や買い物中心なら、ガソリン車を選ぶのも合理的だ。
結論として、セレナのベストグレードはe-POWER ハイウェイスターV。X系は安さが魅力だが、両側ワンタッチオートスライドドア、後席空調、プロパイロット、オートブレーキホールド、アラウンドビューモニターなど、家族で使うと欲しくなる装備が多い。
子育て世代なら防水シート車、雪道重視ならe-4ORCE、先進装備重視ならLUXIONという選び分けが正解だ。セレナはグレードが多いが、迷ったら「家族が毎日ラクに使えるか」で選ぶべし。派手なスペックより、日々の快適さこそミニバン選びの正義なのである。
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