現行ムーヴには、黒基調でスポーティなダンディスポーツスタイル(DANDY SPORT STYLE)とは別に、もうひとつのアナザースタイル「ノーブルシックスタイル(NOBLE CHIC STYLE)」が用意される。カッパー加飾とブラウン内装で上質感を狙ったこの仕様、どんな人にオススメなのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ダイハツ
【画像ギャラリー】ゴールドよりむしろカッパーでしょ! ムーヴ ノーブルシックスタイルのほどよく高級感あがる内装加飾がイイ感じ!!(16枚)画像ギャラリームーヴを“大人っぽく”変える上質アナザースタイル
現行ムーヴのアナザースタイルと聞くと、ブラック基調でスポーティに仕立てるダンディスポーツスタイルを思い浮かべる人も多いはずだ。しかし、もうひとつの選択肢として用意されるノーブルシックスタイルも、かなり注目度が高い。
適用グレードはRSとG。公式サイトでは、ファブリック×ソフトレザー調シート、ソフトレザー調フロントドアアームレスト表皮、カップホルダーのカッパー加飾、インパネセンタートレイのカッパー加飾がメーカーオプションとして紹介される。
さらにノーブルシックプランはディーラーオプションとして設定。外装まわりにはフロントバンパーガーニッシュ、バックドアガーニッシュ、フロントロアガーニッシュ、リアロアガーニッシュなどが組み合わされる。
ポイントは、ギラギラさせずに“いいもの感”を足していることだ。外装はカッパー系のアクセントでさりげなく華やかに見せ、内装はブラウンステッチやカッパー加飾で落ち着いた雰囲気にまとめる。軽自動車のドレスアップというと、つい押し出しの強さやスポーティさに振りがちだが、ノーブルシックスタイルはまったく逆。静かに品よく、でも標準車とは明らかに違うムードを作る。
RSの2WDは189万7500円、Gの2WDは171万6000円。ここにオプションを加えるため、決して最安狙いの選択ではない。ただ、シート表皮から内外装の加飾まで印象が変わるため、見た目と触感の満足度は高い。単なる外装パーツ追加ではなく、車内に乗り込んだ瞬間の印象まで変えるところが大きな魅力だ。
こんな人にオススメ!! 派手さより“品のよさ”で選ぶ人向け
ノーブルシックスタイルをオススメしたいのは、まず「ムーヴは便利だけど、生活感が出すぎるのはイヤ」という人だ。現行ムーヴは後席両側スライドドアを採用し、日常の使いやすさを大きく高めた実用派である。買い物、送迎、通勤、週末のちょい遠出までこなす万能選手だが、そのぶん道具っぽく見えるのは避けたい。そんな人には、この上品仕様がかなりハマる。
次に、タントやスペーシアほど背の高い軽スーパーハイトワゴンまではいらないが、内装の質感にはこだわりたい人にも向く。特にGにノーブルシックスタイルを組み合わせると、RSより価格を抑えながら見た目の満足感を高められる。走りも含めて余裕を求めるならRSとの組み合わせがいい。ターボの元気さに、落ち着いた内外装が加わることで、ちょっと上級な普段使い軽になる。
一方で、カスタム系の迫力や、ひと目で目立つ強い個性を求める人にはダンディスポーツスタイルのほうがわかりやすい。ノーブルシックスタイルは、周囲にアピールするための仕様ではなく、自分が乗るたびに「ちょっといいな」と思える仕様だ。
つまり、オススメなのは、派手さより品のよさ、スポーティさより落ち着き、安さより満足感を重視する人。家族で使うけれど、自分の好みもちゃんと反映したい。軽自動車でも内外装に少しこだわりたい。そんな人にとって、ノーブルシックスタイルはかなりいい落としどころだ。現行ムーヴの実用性に、さりげない上質感をプラスする。これこそ、毎日乗るクルマに効く“ちょうどいい贅沢”である。
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