初代は1998年に登場した日産 キューブ。2代目の個性的なルックスが人気を呼び、大きな存在感を放ってきた。そして3代目でついに海外へと進出。おそらく日本と同様の大反響を期待したのだろうが、その結果は予想に反したものだった!?
※本稿は2026年4月のものです
文:長谷川 敦/写真:日産、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年5月10日号
海外ウケしなかったアクの強さ
日産 キューブ。1998年登場の初代モデルも堅調なセールスを記録したが、テールゲートの左右非対称デザインなど、思い切った個性を盛り込んだ2代目(2002年)は先代を上回る大ヒットモデルとなった。
そして2008年、先代のコンセプトを継承した3代目が登場。この3代目から海外展開もスタートした。販売初期はよかったものの、すぐにセールスは落ち込んでしまい、欧州では2011年、北米でも2014年に販売が打ち切られる。
3代目キューブが海外で不発に終わった原因には、円高による現地販売価格の高騰や、アシンメトリーデザインへの賛否などが挙げられている。クルマに対する嗜好は国により開きがあることを再認識できる。
それらに加え、同クラスのライバル車が多かったことも影響したといわれている。
結局、2015年には日本国内専売車に戻り、その日本でも2020年に、3世代22年間の歴史を終えている。
個性的でオシャレな四角いスタイル。新型キューブを日本でも海外でも見たい! 日産さん、どうですか?
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