輸入車なのに、街で見かける頻度はもはや日本車級。そんな不思議な存在感を放っているのがMINI(ミニ)だ。現行モデルは価格こそ365万円からとしっかりプレミアムだが、なぜここまで日本で強いのか。理由は「サイズ」「キャラ」「選びやすさ」にあった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:BMW、ミニ
【画像ギャラリー】オシャレなだけじゃない!! ミニ エースマンの荷室がコンパクトだけど使い勝手の良さそう!!(17枚)画像ギャラリー日本の道にハマるサイズ感と、ひと目でわかるデザイン
MINI(ミニ)が日本で強い最大の理由は、やっぱり“ちょうどよさ”だ。現行ミニ クーパー3ドアは、コンパクトなボディにMINIらしい丸目と短い前後オーバーハングを組み合わせた王道スタイル。日本の狭い道や駐車場でも扱いやすく、輸入車にありがちな「大きすぎて持て余す」感じが薄い。
しかも、ただ小さいだけではない。ミニ クーパーCは1.5L直列3気筒ターボで、WLTCモード燃費は16.3km/L。ガソリン車として日常使いしやすい数値を持ちながら、走りはしっかりMINIらしい。いわゆる“ゴーカート・フィーリング”というやつで、近所の買い物でもちょっと楽しい。ここが国産コンパクトとは違う濃さだ。
価格はミニ クーパーCセレクトが365万円、ミニ クーパーCが402万円、ミニ クーパーSが475万円。安いクルマではないが、街でひと目でMINIとわかるデザイン、輸入車らしい特別感、そして毎日使えるサイズをまとめて手に入れられる。これが強い。
SUVもEVも選べる! “かわいい輸入車”で終わらない幅の広さ
もうひとつの理由は、ラインアップの広さだ。昔ながらの3ドアだけでなく、5ドア、オープンのコンバーチブル、SUVのカントリーマン、電動SUVのエースマンまで揃う。つまり「MINIが好きだけど家族で使いたい」「SUVが欲しい」「EVに乗りたい」という人にも逃げ道がある。
たとえばミニ カントリーマンは全長4445mm、全幅1845mm、全高1640mmの堂々たるSUV。価格はガソリンのミニ カントリーマンCセレクトが480万円からで、もはや国産上級SUVと比較されてもおかしくないサイズと価格帯だ。それでもMINIらしい顔と内装の遊び心があるから、ただの実用SUVでは終わらない。
さらにオールエレクトリックミニ エースマンは516万円から。ミニ エースマンEで一充電走行距離327km、ミニ エースマンSEでは414kmを確保し、都市型EVとしての現実味もある。運転支援ではドライビング・アシスタントやパーキング・アシストなども用意され、見た目だけのクルマではない。
MINIは「小さくてかわいい輸入車」から、「自分らしく選べるプレミアムブランド」へ進化した。日本車のように街に馴染むのに、乗るとちゃんと特別。この絶妙な距離感こそ、日本でMINIが強い理由だ。
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