家族ミニバン選びで意外と効くのが、高速道路での運転支援だ。日産セレナにはプロパイロットをはじめ、最上級のe-POWER LUXIONにはプロパイロット2.0を設定。長距離移動の疲れを減らす装備として、どこまで頼れるのかをチェックしたい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産
【画像ギャラリー】新グリルいいぞ! 2026年にマイチェンしたセレナの内外装をイッキ見!(15枚)画像ギャラリー高速道路の疲れを減らすならプロパイロットはかなり効く
セレナはミニバンだから、街中の送迎や買い物で便利なのは当然。だが本領を発揮するのは、家族を乗せて高速道路を走る場面だ。帰省、旅行、週末のレジャー。運転手だけが黙々と頑張るあの時間に、プロパイロットのありがたみがじわっと効いてくる。
プロパイロットは、先行車との車間を保ちながら走る支援や、車線内を走りやすくするステアリング支援によって、ドライバーの負担を軽くする装備だ。もちろんクルマ任せにできる装置ではない。ハンドル操作、ブレーキ、アクセルの責任はあくまでドライバーにある。それでも、速度調整と車線維持をクルマが手伝ってくれるだけで、高速道路の緊張感はかなり違う。
特にセレナのような背の高いミニバンは、横風や交通量の多い高速道路で気を使う場面がある。公式サイトでも高速道路などで横風によるふらつきを抑え、安心して走れる点を訴求している。家族が寝静まった帰り道、運転手の疲れをどれだけ減らせるか。ここは燃費や室内寸法と同じくらい大事な性能だ。
ハンズオフまで欲しいならe-POWER LUXIONが特別枠
さらに上を狙うなら、注目はe-POWER ルキシオンに搭載されるプロパイロット2.0だ。価格は499万8400円と、セレナのなかでも別格の最上級グレード。しかし装備内容も別格で、高度なセンサーと3D高精度地図データを使い、高速道路本線の同一車線内で条件がそろえばハンズオフ走行が可能になる。
ルキシオンが特別なのはハンズオフだけではない。プロパイロット2.0に加え、上質なテーラーフィットシートを採用したプレミアムな室内、専用感のある内外装、先進装備をまとめて味わえるのが魅力だ。
ハンズオフは自動運転ではなく、ドライバーの監視が前提の運転支援だが、高速道路での長距離移動をグッとラクにしてくれる効果は大きい。セレナのなかでもルキシオンは、家族ミニバンに“移動の余裕”まで求める人向けの上級グレードといえる。
それでも、ミニバンでこの先進感を味わえる意味は大きい。小さな子どもを乗せて長距離を走る家庭にとって、運転支援はぜいたく装備ではなく、家族時間をラクにする実用装備だ。セレナのプロパイロットは、派手なだけの機能ではない。高速道路をよく使う家庭ほど、「付いていてよかった」と思える装備なのである。
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