令和に入り、すっかり絶滅の危機に……いや、ほとんど絶滅してしまった装備がある。今考えると野暮ったさはあったが、今よりもずっと安全に配慮されていたり、デジタルセンサーより趣があったりした懐かしの昭和装備を振り返る。
※本稿は2026年6月のものです
文:長谷川 敦/写真:日産、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年7月10日号
フェンダーミラー「見た目より安全性を考えればコッチだ!」
かつては日本車の標準だったフェンダーミラーだが、1983年にドアミラーが解禁となり、今では主流に。が、視線移動が少ないフェンダーミラーにもメリットが多いのは事実で、実際、ドアミラーへの変更直後は戸惑う人も多かった。
現在でも多くのタクシーがフェンダーミラーを採用しているのは、こちらに一定の需要があることの証。おじさんになった今、その視線移動の少なさから、「フェンダーミラー、カムバック!」と思う人も多いはず……!!
コーナーポール「ピーピー鳴る警告音より目視で安全性が向上!」
クルマのフロントバンパー、左側からニョキッと伸びる「コーナーポール」は、自車の先端がどこにあるのかをドライバーに知らせるための装備だ。
通称「おじさんポール」とも呼ばれたこのコーナーポール、近年では標準装備するクルマはほとんどないが、今でもディーラーオプションで設定されるクルマはある。
しかし、ボディのあちこちに各種センサーが搭載され、壁などに接触しそうになると警告音で知らせてくれる現代のクルマでは、コーナーポールの必要性が、悲しいかな薄れているのは事実。
また、コーナーポールを立てていると、自身が「運転下手」とアピールしているようでカッコ悪いと思う人も少なくないといい、需要が減る要因のひとつだ。
こうした理由から最近ではあまり見ないコーナーポールだが、車両間隔がつかみやすい便利なモノ。見た目よりも安全性重視という人向きにはアリな装備だ。
【画像ギャラリー】え、サバンナやピアッツァって途中でフェンダーミラーからドアミラーになってたの!?(7枚)画像ギャラリー









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