200万円台SUVで注目度が高いホンダ WR-Vとスズキ フロンクス。WR-Vは214万9400円からの安さ、フロンクスは254万1000円からの充実装備が武器だ。似ているようで狙いはかなり違う2台、どちらが幸せか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】両者の内外装をイッキ見! WR-Vとフロンクスってそれぞれ別方向に「お買い得」じゃないか!?(23枚)画像ギャラリー価格と広さならWR-V、装備密度ならフロンクス
まず価格はWR-Vが強い。Xは214万9400円、Zは239万8000円、Z+でも254万9800円だ。対するフロンクスは2WDが254万1000円、4WDが273万9000円。つまりWR-Vの最上級Z+とフロンクス2WDがほぼ同価格という関係だ。安さ重視なら、WR-Vの入り口価格はかなり魅力的だ。
サイズはWR-Vが全長4325mm、全幅1790mm、全高1650mm。フロンクスは全長3995mm、全幅1765mm、全高1550mm。WR-Vのほうがひと回り大きく、SUVらしい堂々感と荷室の余裕を狙える。最低地上高もWR-Vは195mm、フロンクスは170mmで、見た目のタフさやアウトドア気分ではWR-Vがわかりやすい。
いっぽうフロンクスは、価格だけ見ると高めに映るが、中身はかなり濃い。1.5Lマイルドハイブリッド+6ATで、WLTCモード燃費は2WDが19.0km/L、4WDが17.8km/L。WR-Vは1.5Lガソリン+CVTで、Xが16.4km/L、ZとZ+が16.2km/Lだから、燃費ではフロンクスがリードする。
買ってから足すか、最初から全部入りを選ぶか
WR-VはHonda SENSINGを全タイプ標準装備し、フルLEDヘッドライトやサイドカーテンエアバッグも備える。Xでも安全面の不満は少ない。ただし、ナビや細かな快適装備を足していくと総額は上がる。ZやZ+を選べば見た目の満足度は高まるが、「安いSUV」としてのうま味は少しずつ薄まる。
フロンクスはその逆だ。全方位モニター付メモリーナビ、スズキコネクト対応通信機、ヘッドアップディスプレイ、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、前席シートヒーター、ワイヤレス充電器まで標準装備。まさに“全部入り”感が強い。しかも4WDも選べるため、雪国ユーザーにはWR-Vにない強みとなる。
結論ははっきりしている。広さ、価格、シンプルな道具感で選ぶならWR-V。特にXやZは、SUVをなるべく安く、でもしっかり使いたい人に刺さる。いっぽう、ナビも安全支援も快適装備も最初から欲しいならフロンクスだ。支払総額で見ると差は縮まり、満足度はかなり高い。安さのWR-Vか、全部入りのフロンクスか。これは節約対贅沢ではなく、「必要なものを後で足すか、最初から盛るか」の勝負だ。
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