家族4人で乗るなら、どれを選ぶべきか
それではどのクルマがファミリーユースに適しているのか。選択軸を整理すると、答えは家族のライフスタイルによって変わるだろう。
乳幼児を連れた子育て世帯には、CR-Vを推したい。チャイルドシートとの共存、後席スライドによる快適性の可変、膝前スペースの余裕など、後席に人を乗せることを真剣に考えた設計が結実している。車体が大きいため取り回しには注意が必要だが、後席に座る家族への配慮は4台中トップだ。
小学生以上の子どもと乗るなら、フォレスターや新型CX-5の頭上空間の余裕が活きる。フォレスターは全長が比較的コンパクトで街中での扱いやすさも確保しているおり、CX-5は室内高と乗降性の高さが光り、年齢を問わず乗り降りが快適だ。
RAV4は後席と荷室のバランスが取れた「全方位型」であるが、特徴が無いのが寂しいところ。4人家族の日常使いに過不足ない水準を満たしているものの、快適性という面では今一つ伸び悩むところも多い。
人気の新型RAV4の盲点は、この後席にあるといってもいい。後席に座る人を「乗せてあげる」のか、「一緒に旅を楽しむ」のか。その問いに対する答えが、この4台の中からベストな1台を選ぶ基準になるだろう。2歳の子を持つ筆者だったら、RAV4よりもフォレスターやCR-Vを選ぶかもしれない。

コメント
コメントの使い方