アウトドア風の軽スーパーハイトで注目したいのが、ダイハツ タント ファンクロスとスズキ スペーシアギアだ。どちらも遊び心ある見た目とスライドドアの実用性を両立した人気者。では価格、燃費、室内、使い勝手で見ると、どちらが幸せな選択なのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】使い勝手はどうだ!? スペーシア ギアとタント ファンクロスの室内・荷室を写真で徹底比較!(19枚)画像ギャラリー価格はタント有利!! 燃費と室内高はスペーシアギアが強い
まず価格を見ると、タント ファンクロス 2WDは180万9500円、ターボは190万3000円。対するスペーシア ギア HYBRID XZ 2WDは195万2500円、HYBRID XZターボは203万7200円だ。単純なスタート価格ではタント ファンクロスが14万3000円安い。ターボ同士でもタントが13万4200円安く、ここはかなり大きい。
燃費はタント ファンクロス 2WDがWLTCモード21.9km/L、ターボが20.6km/L。スペーシアギアはHYBRID XZが23.9km/L、HYBRID XZターボが21.9km/Lとなる。スペーシアギアはマイルドハイブリッドを採用しており、燃費では一歩リードだ。毎日の通勤や買い物で距離を走る人なら、この差はじわじわ効いてくる。
ボディサイズはどちらも全長3395mm×全幅1475mmの軽規格いっぱい。全高はタント ファンクロスが1785mm、スペーシアギアが1800mm。室内寸法はタントが長さ2125mm×幅1350mm×高さ1370mm、スペーシアギアが長さ2170mm×幅1345mm×高さ1415mm。室内長と室内高ではスペーシアギアが勝るが、室内幅はタントがわずかに広い。
タントの武器はミラクルオープンドア!! 家族使いなら強烈に便利
タント ファンクロス最大の武器は、やはりミラクルオープンドアだ。助手席側のセンターピラーをドアに内蔵し、前後ドアを開けると大きな開口部が生まれる。子どもの乗せ降ろし、大きな荷物の積み込み、雨の日の乗り込みなど、日常の“ちょっと面倒”を減らしてくれる。この使い勝手はスペーシアギアにはないタント独自の魅力だ。
さらにタント ファンクロスは、ルーフレールやガンメタ塗装の15インチアルミホイール、撥水加工フルファブリックシート表皮など、アウトドア気分を盛り上げる装備をしっかり用意する。荷室まわりも汚れた道具を積みやすい仕立てで、普段使い9割、週末レジャー1割という人にちょうどいい。
一方、スペーシアギアは燃費、室内高、全車マイルドハイブリッドの安心感が強い。SUV風の道具感も濃く、完成度はかなり高い。だが、価格の安さとミラクルオープンドアの便利さを重視するなら、タント ファンクロスにも十分勝ち目あり。コスパと乗降性ならタント、燃費と広さならスペーシアギア。遊べる軽選び、これはかなり悩ましいぞ。
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