キャンプに行きたい。でも大きなSUVまではいらないし、普段使いで持て余すのもイヤ。そんな人に刺さるのがスズキ スペーシアギアだ。全長3395mmの軽サイズながら室内は広く、濡れ物や汚れ物に強い装備も充実。これは“軽キャンプ入門車”としてかなり現実味のある1台だ!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】軽でのアウトドアにちょうど良さそうなスペーシアギアのラゲッジがコレ!(9枚)画像ギャラリー軽規格なのに室内は広い! 荷物も人も受け止めるスーパーハイトワゴンの強み
スペーシアギアのボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1800mm。軽自動車の枠にきっちり収まるから、街中の駐車場や狭い道でも扱いやすい。一方で室内寸法は長さ2170mm、幅1345mm、高さ1415mmと立派。背の高いスーパーハイトワゴンらしく、車内に入った瞬間の開放感はかなり大きい。
キャンプで効くのは、この“縦の余裕”だ。荷物を積む時も、チェアやコンテナ、寝袋などを高さ方向に逃がしやすい。リアシートは左右独立スライド&リクライニング機構付きで、ワンタッチダブルフォールディング式。人を乗せる時は後席を広く、荷物を積む時は荷室を広く、と使い分けやすいのがいい。
価格はHYBRID XZの2WDが195万2500円、4WDが207万2400円。ターボ付きのHYBRID XZターボは2WDが203万7200円、4WDが215万7100円だ。軽として安くはないが、広い室内と遊び装備を考えると、単なる高額軽とは少し違う。
撥水シートと防汚ラゲッジが効く! 道具として使える内装だ
スペーシアギアがキャンプ向きに感じられる最大の理由は、内装が“汚れる前提”で作られていることだ。シート表皮とドアトリムクロスは撥水加工付き。さらにラゲッジは防汚タイプラゲッジフロアとなる。濡れたレインウェア、泥の付いたシューズ、湿ったタープやチェアを積む時に、この気楽さは大きい。
もちろん、本格的な車中泊専用車ではない。大人が完全に足を伸ばして眠るには工夫がいるし、荷物をどこへ逃がすかも考えたい。ただ、デイキャンプやソロキャンプ、親子の外遊び、釣りや自転車遊びの相棒としてはかなり優秀。軽だから維持費も抑えやすく、WLTCモード燃費はHYBRID XZの2WDで23.9km/L、4WDで22.4km/Lと日常燃費も期待できる。
結論として、スペーシアギアは“キャンプもできる軽”というより、“日常から週末遊びまでそのまま使える道具系軽”だ。大きなクルマを買うほどではない。でもアウトドア気分はしっかり味わいたい。そんな人にとって、スペーシアギアは軽キャンプ入門車の本命候補だ。
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