コンパクトSUV市場で高い支持を集めるトヨタ カローラクロスとホンダ ZR-V。絶妙に被るサイズ感と魅力的なハイブリッドを搭載する両車だが、2026年7月にカローラクロスが一部改良を実施し特別仕様車「Zアドベンチャー」を追加したことで戦況が一変した。走りの質感か圧倒的コスパか!? いま選ぶべき勝者を完全判定する!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】シートアレンジの多彩さなら断然ZR-V!! カロクロは燃費が素晴らしずぎる(10枚)画像ギャラリークーペライクなZR-Vと正統派SUVフォルムのカローラクロス
ボディサイズとコンセプトにおいて、両車は実に興味深い対比を見せる。ZR-Vは全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mmと、SUVでありながら流麗でクーペライクなスタイリングが印象的だ。低いドライビングポジションとスポーティなインテリアが特徴で、ドライバーズカーとしての魅力を前面に押し出している。価格は主力となるe:HEV XのFFが370万7000円、上級のe:HEV Zが430万7600円とワンランク上の上質感を誇る。
対するカローラクロスは全長4455mm×全幅1825mm×全高1620mmだ。全幅を1825mmに抑えつつスクエアなフォルムを採用することで、取り回しの良さと広大なラゲッジ空間を両立している。2026年7月の一部改良では、ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニターなどの先進安全装備がハイブリッドZに標準化された。価格もハイブリッドZの2WDで361万3500円と、ZR-Vに対して大きなプライスアドバンテージを持つ。
315Nmの走りのZR-Vに圧倒的コスパのZアドベンチャーが挑む
走りのフィーリングとパワートレインの性格も大きく異なる。ZR-Vは2Lエンジンに高出力モーターを組み合わせるe:HEVを搭載。モーター最高出力184ps、最大トルク315Nmという力強いスペックを発揮し、加速感は実にパワフルでスポーティだ。WLTCモード燃費もe:HEV ZのFFで22.0km/Lと優秀な数値を実現している。
一方のカローラクロスは1.8Lハイブリッドを搭載。WLTCモード燃費で26.4km/L(2WD)という圧巻の低燃費を叩き出す。さらに今回の改良で追加された60周年記念の特別仕様車「Zアドベンチャー」(2WDで366万3000円)は、ワイルドな北米仕様のフロントフェイスと専用アルミを装備し、ZR-Vのe:HEV Xよりも手頃な価格で圧倒的な個性を手に入れられる。
ワインディングを爽快に駆け抜ける走りの質感と上質さならZR-Vに軍配が上がる。しかし、圧倒的な燃費性能と扱いやすいパッケージング、そして特別仕様車「Zアドベンチャー」がもたらすタフなスタイルとコスパの高さを考慮すると、2026年7月改良を経たカローラクロスが優位といえるかも!
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