改良型エクストレイルに加わったロッククリークは、タフギア感を前面に押し出したアウトドア派注目のグレードだ。2列5人乗りは475万6400円。ベースとなるX e-4ORCEとの40万7000円差で何が手に入るのか。見た目だけではない価値を探ってみよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産
【画像ギャラリー】やっぱり日産のSUVは「タフギア」感満載でなくちゃ! エクストレイル ロッククリークの内外装を写真で徹底チェック!(16枚)画像ギャラリー40万7000円でタフな外観と快適装備を追加
まず目を引くのが専用エクステリアだ。3スロットシルバーとロックマークを組み合わせたフロントグリル、グロスブラックのフロントバンパー、ブラックルーフレール、専用19インチアルミホイールを装備。溶岩をイメージした「ラバレッド」が随所に入り、通常のエクストレイルよりもグッと野性味が増した。
室内にもラバレッドのアクセントを展開。シートには水や汚れを拭き取りやすいセルクロス製防水表皮を採用する。濡れたウェアや泥の付いた子どもを乗せる場面では、見栄え以上にありがたい装備だ。
さらにハンズフリー機能付きリモコンオートバックドア、助手席パワーシート、運転席メモリー、リアLEDフォグランプも標準装備。X e-4ORCEに外観パーツだけを足した仕様ではなく、日常の使い勝手まで引き上げている。3列7人乗りも488万6200円で選べる。
悪路性能アップではなく“遊びやすさ”が魅力
注意したいのは、専用サスペンションや専用e-4ORCE制御、オールテレーンタイヤを備えた悪路特化型ではないこと。最低地上高もX e-4ORCEと同じ185mmだ。
とはいえ、前後モーターを緻密に制御するe-4ORCEを標準とし、SNOWやOFF-ROADを含む5つのドライブモードを備える。キャンプ場へ続く未舗装路や雪道で頼れるという、エクストレイル本来の実力はしっかり受け継いでいる。
また、Google搭載の12.3インチNissanConnectインフォテインメントシステムや3Dビュー機能付きアラウンドビューモニター、100V AC電源(1500W)はセットオプション。475万6400円ですべて込みではない点には要注意だ。
結論は、アウトドアへ頻繁に出かけ、汚れに強い室内と専用デザインに魅力を感じるなら買い。40万7000円差には相応の中身がある。一方、走破性だけが目的ならX e-4ORCEで十分。ロッククリークは岩場を攻める競技派ではなく、週末の遊びを気兼ねなく楽しむための“上質なアウトドアギア”なのだ。
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