実車と対面! 圧倒的な存在感と18インチタイヤの絶妙な見え方
納車の日、ディーラーの車庫で実車と向き合った瞬間の第一印象は「とにかくデカい!」でした。ボディサイズは全長4995mm×全幅1895mm×全高1970mm。数値は頭に入っていたものの、とくに全幅の広さは、ボディデザインの効果もあってか数字以上にワイドに見え、堂々とした雰囲気を感じました。
選択したボディカラー「プリズムホワイト(+6万500円)」は、ライバルのアルファード/ヴェルファイアが持つ重厚感とは違い、清潔感やフレッシュさを感じさせる、明るい印象があります。話題のフロントグリルやテールランプのタイル模様デザインも、実物を見るとボディ全体に自然に馴染んでいます。前述もしたように、筆者はディーラーオプションで「フロントダークグリル」を装備しましたが、繊細な造形美をより堪能したいなら標準グリルのほうが映えるかもしれません。クリア仕上げのテールランプも派手すぎる印象はなく、大柄なボディによく似合っています。
個人的に気に入ったのが、18インチタイヤとブラックアルミホイールの組み合わせです。タイヤサイズは235/60R18。一般的に60扁平タイヤはサイドウォールの厚みが目立ちやすいものですが、新型エルグランドではブラックホイールの立体的なデザインによって、その厚みを感じさせません。標準装着タイヤのYOKOHAMA ADVAN V61も、サイドウォールに周方向のラインを入れたデザインを採用しており、ホイールとの組み合わせによって足元全体が引き締まって見えます。
60扁平タイヤは十分なエアボリュームを確保できるため、乗り心地にも有利です。新型エルグランドが目指す上質な乗り味を支える足元として、このタイヤサイズには意味があると感じました。走り出す前の段階ですが、上質な乗り味への期待が一気に高まる部分です。
豪華絢爛とは違う「未来的で落ち着いた」上質インテリア
ドアを開けて運転席に乗り込むと、すっきりとまとめられた、落ち着きのあるインテリアが広がります。2スポークステアリングやシフトスイッチが備わるダッシュボード、幅広いセンターコンソール、デュアルQiチャージャーなどを採用し、アリアや新型キックスと共通するデザインテイストを持ちながらも、横方向の広がりによって開放感はさらに高められています。豪華さを前面に押し出すのではなく、未来的で落ち着いたデザインと素材使いによって、居心地のよい空間に仕上げられています。
とくに気に入ったのがシートクッションです。腰を下ろすと柔らかく沈み込みながらも、しっかり身体を支えるコシがあります。「X」のシート地は、テーラーフィットを採用する「G」とは異なるタイプの合皮ですが、事前確認会で座り比べた限りでは、座り心地に大きな差は感じませんでした。素材や加飾こそ異なるものの、クッション性や身体を支える感覚は十分に上質で、日常使いでは高い満足感が得られそうです。
「G」専用のシートベンチレーション機能も捨てがたかったのですが、これはNissanConnectサービスの「乗る前エアコン」を活用することで、夏場の快適性は十分確保できると判断しました。助手席オットマンが「X」にも標準装備されている点も、ファミリーユースとしては評価が高いポイントです。





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