ロードスター史上初の3ナンバーボディになったNCロードスター。登場当時は「大きくなりすぎた」「車重が増えた」と一部から賛否両論を浴びたものの、RX-8譲りの高剛性プラットフォームや、専用設計されたアルミ製サスペンションなど、走りに対するこだわりは歴代屈指のものでした。本記事では、NCの魅力を存分にご紹介します。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、マツダ
NCロードスターの外装
NCロードスターのデザインはボディ面の動きや表情でかたまり感を表現することに注力したデザインに。
特にボディ前後をオーバルシェイプにすることにより、室内空間を広くとりながらもライトウェイトスポーツカーらしいフォルムに。
また先代から受け継がれた流れるようなショルダーラインやアクセントラインによって、クリーンな見た目に。
高級感のある表面加工を施したアルミ調シードバックバーガーニッシュがオープン時の見た目を引き締まったものに仕上げている。
NCロードスターの内装
T字型のインパネを踏襲することで、開放感とタイト感を調和させた。また、丸形のエアコンルーバーを配置することでロードスターらしさを表現。
アルミ調のシルバーメーターリングで装飾された5眼メーターがスポーティーさを強調。
サドルタンの内装はセンターコンソール部分も色が合わされたものになっており、車内の印象が明るいものになっている。
RSとVSに搭載されていた6速MTはクロスレシオ、ショートストローク、滑らかで確実なシフトフィールを実現していて気持ちいい走りに。
6速ATはワイドレンジ、クロスレシオがリニアなレスポンスとスムーズな加速を実現。さらに燃費と高速走行時の静粛性を向上させている。
オーディオや空調コントロールスイッチなどの照明をすべてアンバーレッドにすることで、素早く確実な操作ができるように。
バケットシートはスプリング式のクッションフレームを採用していて、路面からの振動抑制を向上させたものになっている。さらに肩回りの自由な動きを確保しつつ、優れたサイドサポート性能を実現したシートバックなどこだわりの詰まったシートに。
トランクは深さのある150Lの容量を確保しており、スポーツカーだがしっかりと実用性もあるものに。
ボディ各所には超高張力鋼板や高張力鋼板を採用することで、耐衝突性能と軽量化、さらには高剛性化も実現。
エンジンは新開発の2LのMZRを搭載していて、可変吸気システムや軽量フライホイール(マニュアル車)などを採用し、軽快で力強いエンジンに仕上げている。
RSグレードにはトルクセンシング式スーパーLSDを標準装備し、コーナリング時に後輪にかかる駆動力をグリップレベルに応じて最適に配分することで高い安定性を実現。
エンジンを先代モデルよりも後方に移動し、前後重量配分50:50(2名乗車時)を実現することでコーナリング時のステアリングに対する素早い応答性を発揮できるように。
フロントサスペンションには、コントロールアームを軽量なアルミ製にしたダブルウィッシュボーン式を採用。
リアサスペンションには5本のリンクを持つマルチリンク式を採用し、制動時のアンチダイブや発進加速時のリアスクワッドを大幅に低減させている。


















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