物価上昇で、クルマ購入のメイン価格帯は300万円「以内」から、300万円「台」へ。ここでは、基本グレードから中間グレードまでがコミコミ300万円台となるクルマをご紹介。300万円台におさめるため諦めなければならない要素も!?
※本稿は2026年9月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月26日号
※各モデルの車両価格は2026年9月10日現在のもの。価格帯はコミコミ300万円台(車両価格260万~360万円)に該当するモデルのみを抜粋
プリウスの補助金は魅力だけどPHEV・Zはさすがに400万円超え
●こんなクルマ
全長4600×全幅1780×全高1430mmでデザインの評価が高い。1.8L、2LのHEV、2LのPHEVを設定。CEV補助金の85万円を考えるとPHEVが買えるのが凄い。
●うれしいポイント!
一般的な買い得グレードはハイブリッドGだが、PHEV・Gに注目。価格は388万4100円だが、85万円の補助金で実質303万4100円に下がる。ハイブリッドGの332万4200円より29万円安く、システム出力は223psと強力。
●ガマンするポイント
最上級のPHEV・Zは、85万円の補助金を引いても、実質価格が400万円を超える。ハイブリッドZも2WDが399万8500円だから、購入総額が300万円台に収まらない。安全装備の充実、電動リアゲートは我慢すべきポイントだ。
カローラクロスもHEVなら300万円台でイケる!?
●こんなクルマ
全長4455×全幅1825×全高1620mm。コミコミ300万円台で買えるのは1.8L、直4(98ps/14.5kgm)+モーター(95ps)のHEVで、2L・HEVのGRスポーツはNG。
●うれしいポイント!
カローラクロスのベーシックなSであれば、後輪を前輪とは別のモーターで駆動する4WDのハイブリッドE-Fourを含めて購入できる。カローラクロスは全長が4500mm未満のSUVでは荷室が最も広く実用性の高さも魅力だ。
●ガマンするポイント
カローラクロスが発売された時は、価格の割安なノーマルガソリンエンジンも用意され、電動リアゲートなどを備えた上級グレードのZでも300万円台に収まったが、足まわりが専用チューンされたGR SPORTは買うことができない。
新型キックスも300万円台グレードが用意されているぞ!
●こんなクルマ
全長4365×全幅1800×全高1610mmの日産最新SUV。1.5L、直3(98ps/11.7kgm)+モーター(143ps)の第3世代のe-POWERを搭載して燃費性能も大幅進化!!
●うれしいポイント!
ハイブリッドのe-POWERのみを搭載するから価格帯は高めだ。それでも2WDであれば、インフォテイメントシステムや電動リアゲートなどを標準装着する買い得なX+を選べる。内装も上質で、価格に合った満足感を得られる。
●ガマンするポイント
キックスの4WDは、後輪を前輪とは別のモーターで駆動するe-4ORCEだ。舗装路でも優れた安定性を発揮するから魅力的だが、X+のe-4ORCEは購入予算が400万円台に入ってしまう。また運転席が電動式になるGは2WDでも選べない。

















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