涼しいシートにオットマンも!! セレナの便利さにくつろぎを加えたい
走りの進化に加えて、乗る人がすぐにありがたさを実感できる装備も欲しいところです。そのひとつが、シート内部へ風を通し、背中や太ももの蒸れを抑えるシートベンチレーションです。新型エルグランドでは上級のGグレードで前席と2列目シートに標準装備されています。
猛暑の日は、エアコンで車内を冷やしても、シートに接する部分の蒸れが気になるもの。ライバルのノア/ヴォクシーやステップワゴンには設定されていないため、採用されれば差別化にもつながります。少なくともLUXIONの前席には欲しい装備です。
LUXIONの2列目には、オットマンも期待したいところです。ノア/ヴォクシーやステップワゴンには、グレードや仕様によって2列目オットマンの設定があります。エルグランドで脚を支えられるくつろぎ方を味わうと、セレナの後席にも欲しくなります。運転席だけでなく、家族が座る席にも進化を感じられる装備があることは、ミニバンとして大切だと思います。
ただ、最新技術や快適装備が増えても、セレナならではの便利さは残してほしいところです。とくに大きなバックドアを開けられない場所でも、リアガラス部分だけを開けて荷物を出し入れできる「デュアルバックドア」は、次期型でも継承してほしい装備です。筆者が以前乗っていたクルマにも同様の機能があり、小さな荷物を取り出すときや、後方に余裕がない場所では実に便利でした。一度使うと手放しにくい装備です。
スマートマルチセンターシートも、セレナらしいアイデアです。2列目中央のシートを1列目まで移動させれば通路が生まれ、2列目へ戻せば8人目の座席やアームレストとして使えます。
標準車ではこうした使い勝手を残し、キャプテンシートを備えるLUXIONでは、オットマンなどで後席の快適性を高める。使い方に応じて選べることも、セレナの魅力として伸ばしてほしいと思います。
乗れば伝わる日産の進化!! 次期セレナに期待するファミリーミニバンの姿
エクステリアにも期待があります。セレナの清潔感があり、幅広いユーザーに親しまれやすい印象を残しながら、新型エルグランドに通じる光の使い方や面の表現を取り入れる。日産のミニバンとしてのつながりを感じられるデザインになれば、技術の進化とともに、新しい日産を印象づけられるでしょう。
なお、ここで挙げた次期セレナの装備や技術は筆者の期待であり、日産から搭載計画が発表されたものではありません。
家族との会話がしやすく、後席でも快適に過ごせて、遠出する際には運転支援が頼りになる。次期セレナには、毎日の移動を通して、日産の技術力の高さをもっと多くの人に伝える一台になってほしいと思います。
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