「軽でいい」から「この軽がいい」へ!!  クルマ好きも一目置く中古軽自動車5選

走り屋の血が騒ぐ! 意外なほどリーズナブルなスズキのKeiワークス

「軽でいい」から「この軽がいい」へ!!  クルマ好きも一目置く中古軽自動車5選
ワークスの名に恥じない、走りに特化した本格的なメカニズムや装備が当時のクルマ好きの琴線に触れたKeiワークス。その面構えもスパルタンな雰囲気が満点!

 1998年10月に行われた軽自動車の規格改定に合わせて発売されたKeiは、“行動範囲を広げる”をキーワードに掲げ、今までにない新ジャンルの軽自動車を目指すべく、幅広い使用シーンを想定して開発された1台。

 立体駐車場に入る1550mm以下(2WD車)の全高としながらも、悪路を走行できる最低地上高を確保したKeiは乗り降りや運転のしやすさ、荷物の積みやすさなど、日常生活における使いやすさにもしっかりと配慮されていた。

 エンジンは低公害を売りにした直列3気筒DOHC 12バルブの自然吸気エンジン、実用域で運転しやすく燃費性能にも優れる直列3気筒SOHC 6バルブインタークーラーターボエンジン、直列3気筒DOHC 12バルブインタークーラーターボエンジンの3種類を設定。

 当初は3ドアのみの設定だったが、1999年に5ドアを追加。さらに、2000年にKeiスポーツが追加されたことで人気を集め、幅広いユーザーニーズにも対応した。

 2002年11月には4輪ディスクブレーキや新デザインの15インチアルミホイールを採用し、2WD・5MT車にはLSDを標準装備としたKeiワークスが登場。

 エクステリアは専用フロントグリル&バンパー、大型フォグランプ、大型ルーフエンドスポイラーなどによって精悍さを高め、インテリアも前席にRECARO社と共同で開発したサポート性に優れる専用バケットシートを装備。

 走りのほうも800㎏に満たない車体(2WD車)と64psを誇る直列3気筒DOHC 12バルブインタークーラーターボエンジンの組み合わせが軽快な走りを提供した。

 今や希少な軽ホットハッチ=Keiワークスなだけに現在の中古車市場ではプレミアが付いていてもおかしくないが、一部の極上車を除き、大半が100万円以下かつ安い個体であれば10万円台から30万円台とお手頃なのもうれしいかぎり。

日産じゃありませんから、残念! でも、所有欲は満たされる“ホンダのZ”

「軽でいい」から「この軽がいい」へ!!  クルマ好きも一目置く中古軽自動車5選
個性的なフロントマスクを印象づける大型マルチリフレクターヘッドライトを採用。明るくて照射範囲が広く、夜間走行における前方の安全もしっかり確保されている

 ホンダのZといえば、クルマ好きの多くが“水中メガネ”と呼ばれたリアウィンドウとスポーティなクーペフォルムで人気を集めた1970年9月登場のZ360を思い浮かべる人も多いことだろう。

 しかし、ホンダには過去にもう1台、“Z”のネーミングが与えられた軽自動車があった。それが、ここで紹介する1998年10月に登場した2代目のZだ。

 “Small is Smart.”の考えをもとに安全・環境性能などの基本機能を世界トップレベルまで追求しながら、軽自動車が本来もっている実用性や経済性といった利便性はもちろん、乗る人の楽しさを追求した価値を創造するスモールカーとしてデビューしたZ。

 その一番の見どころは50:50の重量配分と後席床下にエンジンを配したアンダーミッドシップレイアウトによる高い運動性能にあった。

 また、上位グレードのZターボは64psのハイパー12バルブインタークーラーターボエンジンと走破性の高いリアルタイム4WDとの組み合わせによって高い走行性能を発揮。

 他にも、エンジンの床下配置によって確保された小型車なみの居住空間やボディ変形量の最小限化と乗員の傷害値低減を両立した世界最高水準の衝突安全性などが新しい価値を創造した2代目Zだったが、2002年8月に販売終了。

 ホンダらしい走りを重視したパッケージやSUV然としたスタイリングは今の時代でも十分に通用するし、世間一般の認知度の低さも所有欲を満たしてくれるのは間違いない。

 幸いにも、現在の中古車市場ではタマ数こそ決して多くはないが、平均価格が50万円前後で推移。

 決して高い買い物ではないとは思うが、1台いかが?

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