FFスポーツの人気世代 3代目スズキ スイフトスポーツ
2004年にリリースされたスズキのコンパクトカー・スイフトは、「俊足」を意味する車名から想像できるようにスポーツ志向の強いモデルであり、走りの質を高めるため、プラットフォームやボディなどを既存モデルから流用するのではなく、ほとんどが新設計で開発されている。
これからサラブレッドの血統を作り上げるという決意の下に誕生した初代スイフトは、その総合力の高さが評価されて人気モデルになった。
なお、スズキ製モデルでのスイフト名称は、かつて販売されていたカルタスの海外仕様にも用いられているが、ここでは2004年に登場したZC系のスイフトを初代としている。
そのスイフトのスポーツバージョンがスイフトスポーツで、こちらは2005年にデビューしている。
スイフトスポーツはノーマルのスイフトよりパワフルなエンジンを搭載し、ボディ形状やタイヤサイズなども変更して走行性能を向上させている。
そして今回注目したいのが、3代目のZC33S型スイフトスポーツだ。
スイフトは2023年に4代目にモデルチェンジしているが、この世代のスイフトにはスイフトスポーツが設定されていない。
つまり、現状では最後のスイフトスポーツがZC33S型ということになる。
2017年に登場した3代目スイフトスポーツには140psを発生する1.4リッターターボエンジンが搭載され、軽量なボディとあわせて俊敏な走りが楽しめる。
トランスミッションは6速MTと6速ATを用意し、ドライバーの好みに応じてチョイスできるのも魅力のひとつだった。
ノーマル仕様のスイフトは2023年に生産を終了して4代目がその座を引き継ぎ、スイフトスポーツは2025年3~11月には特別仕様車「ZC33Sファイナルエディション」が期間限定で生産された。
現在、スイフトスポーツは販売終了となっているため、入手したい場合は中古車を探す必要がある。
年式の新しい個体には300万円を超えるものもあるが、100万円前後の価格で取り引きされている個体も少なくない。
21世紀のサラブレッドともいうべきスイフトの系譜にあるスイフトスポーツが現在新車で購入できないのは残念だが、中古であればお得感のある買い物も可能なのはありがたい。
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