クルマ好きは心配無用か!?
もしかしたらクルマ好きのなかには「マツダの独自性が失われる」などと思う人もいるかもしれない。しかしそんな心配は無用という印象を現場では受けた。
豊田章男社長は「GoogleやAppleといったIT企業が自動車の世界に入ってきている。新しい形、仲間を歓迎するとともに、トヨタにもマツダにもこれまでのモビリティ社会を作り上げてきた自負がある。今回の合意はクルマを愛する者同士が、よりよいクルマを作るための合意です」と述べた。
マツダ小飼雅道社長は「今回の合意は”いいモノを作りたい”という思いに集約できる。双方が切磋琢磨して議論していいモノを作っていきたい」とコメント。
豊田社長はマツダのトップシークレットである、美祢試験場や三次試験場も視察したとのことで、両社の親密ぶりが伺える。
会見中に繰り返されたのは決してトヨタがマツダを傘下に入れるわけではない、ということ。豊田社長がマツダに惚れ込んだという発言も目立った。今後、この合意によって”いいクルマ作り”が加速していくことを期待したい。
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