あのレビンや“大きい”ヴィッツも! 海外専売の日本車 導入熱望モデル 4選

スタイリッシュな欧州版マーチ「マイクラ」

日産 マイクラ/全長3999mm×全幅1743mm×全高1455mm
日産 マイクラ/全長3999mm×全幅1743mm×全高1455mm

 現行マーチは、日本では小さめのコンパクトカー(欧州流にいうとAセグメント)が軽乗用車とコンパクトカーに挟まれいろいろな意味で中途半端なところが否めず、販売は低迷しているが、欧州仕様のマイクラは2016年のパリモーターショーで5代目モデルにフルモデルチェンジ。

 現行マイクラはボディサイズが大幅に拡大され、イメージとしては本国でフルモデルチェンジされているフォルクスワーゲン ポロやルノー ルーテシアといった欧州のコンパクトカーに近い車格となった。

 搭載されるエンジンは英国仕様で1L、3気筒NA(最高出力71馬力&最大トルク9.7kgm)、1L、3気筒ターボ(最高出力90馬力&最大トルク15.3kgm)、1.5L、4気筒ディーゼルターボ(最高出力90馬力&最大トルク22.4kgm)の3つで、トランスミッションは5速MTのみ。

 スタイリッシュな内外装を持つこともあり日本導入も期待したいところだが、日本で日産のコンパクトカーは“e-POEWER効果”もあり、スペースの広いノートが人気。ということを考えると現実的には難しそう。

現地価格は約180万円!? 3列SUVのエクスパンダー

三菱 エクスパンダー/全長4475mm×全幅1750mm×全幅1700mm
三菱 エクスパンダー/全長4475mm×全幅1750mm×全幅1700mm photo/池之平昌信

 2017年のインドネシアモーターショーで登場したエクスパンダーは、ヒンジドアを持つ3列ミニバンで、サイズ感は現在ある日本車のミニバンではマツダプレマシーが一番近い。

 エクスパンダーの特徴は、スコールで深い水たまりができることもある新興国等の厳しい道路環境を考慮し、200mmというSUV並の最低地上高を備えるなど、力強さを持つ点だ。その意味ではデリカD:5の弟分的な存在ともいえる。

 搭載されるエンジンは1.5L、4気筒(最高出力104馬力&最大トルク14.4kgm)のみで、トランスミッションは4速ATと5速MTが設定される。

 ミニバンにSUVの要素をミックスしたコンセプトやインドネシアで標準グレードが日本円で約180万円という低価格は魅力。パワートレーンの再選定など施した上でアライアンスを結ぶ日産でも販売すれば、日本でもそれなりに売れる可能性はあるように思う。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!