給油は満タン それとも半分だけ? 案外知らない愛車とサイフのための給油術

結論:給油タンクの半分以上の燃料を入れ、月に1度継ぎ足すのがベスト

長時間クルマを乗らない場合は満タンにしないほうがいいのか? 災害が起きそうな時は満タンにしておくべきか?
長時間クルマを乗らない場合は満タンにしないほうがいいのか? 災害が起きそうな時は満タンにしておくべきか?

 今やほぼすべてのクルマは燃料ポンプが燃料タンク内に内蔵されている。この場合、燃料ポンプは周囲の燃料によって冷却されながら稼動している。

 そのため、ぎりぎりの状態で走行すると燃料ポンプが熱を持ってしまい、ポンプの寿命が短くなってしまう恐れがあり、燃料タンクの残量が少ない状況で保管を続けていると、ガソリンの劣化が早まってしまう。

 災害などで燃料の供給が不安定になることも、最近は珍しくなくなってきたこともあり、ある程度燃料タンクに備蓄しておくという考えも必要だ。

 また現実的な話として、ガソリンスタンドが遠く離れていれば、そのぶんだけ燃料を消費することになるのだから、給油は近くのガソリンスタンドが基本だ。安いからといって遠くのガソリンスタンドに行くようでは元も子もない。

 総合的に見ると、微々たるものだが燃費面を考慮し、燃料タンクに半分以上の残量があることを基本にしつつ、月に1度の給油で燃料を継ぎ足して、燃料の劣化を防ぐことをお薦めする。

【画像ギャラリー】どこが安い? 11月11日現在の都道府県別ガソリン価格発表!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!