■トヨタはC-HRとカムリを投入
絶対に、ともいえないがたぶん日本のトヨタはやってくれないであろう荒技をトヨタUSAは披露してくれた。それがC-HRのエンジンスワップ!!
しかも2AZ-FEという、これまた知る人ぞ知る直4の2.4Lエンジンに換装しちゃったのだ。もちろんチューニングは著名なチューナー「ダン・ガードナー・スペック(DG-Spec)」と手を組みおこなっている。
エンジン内部にも手が入れられておりチタンとインコネルのバルブラインなどで強化し、タービンはギャレット製のものを使用。23psiというとんでもないブースト圧で600hpを発揮してしまうという。
トランスミッションはCVTをトヨタ純正部品の5MTに換装し、大パワーにも対応している。タイヤはトーヨープロクセスRRでサイズは275/35R/18。
DG-Specの代表のダン・ガードナーいわく「見せかけではなくて、プロジェクトが始まって以来、何度このクルマでサーキットを走り込んだか!!
ショーコンセプトではなくてサーキットで思いっきり走れるクルマなんだ」とかたっている。
実際、カリフォルニアのウィロー・スプリングスという国際サーキットでは、マクラーレン650Sやポルシェ911 GT3、そして日産GT-R NISMOのラップタイムを抜いて、最速ラップタイムを更新しているとか。恐ろしい〜。
もう1台は日本でも話題のカムリ。もともとNASCARでの活躍もあってアメリカでは人気の車種だが、こちらはNASCARの2016年「デイトナ500」のチャンピオン、デニー・ハムリン選手が提案する1台。
注文はひとつだけ。「常に勝てるクルマであること」。いやー、かっこいいけどクルマ作る人からしたらかなりの無茶ブリよ!?
こちらも著名チューナーの「GMPパフォーマンス」を起用。20×10Jの「アメリカンレーシング」のホイールに、285/35R/20のタイヤを履いている。
アメリカンホイールのスタンダードともいうべきホイールデザインだが、アメリカ育ちのカムリにはよく似合う。AEM製のパーツで吸排気のチューニングも施されているのだが、やはり150mmも拡幅されたど迫力のオバフェンがいいです。
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