クルマ終活!? アルトワークスなど純ガソリン車は最後!? あがりのクルマ2020年版


スカイライン400R/562万円

日産スカイライン400R。全長4810mm×全幅1820mm×全高1440mm。搭載されるエンジンはVR30DDTT型3L、V6ターボで405ps/48.4kgmを発生する

 1500万円から500万円台に下がると、相対的にものすごく安く感じます。もちろん絶対的には十分お高いですが……。最高出力405ps、3L級としては日本最強のV6ターボだ。

 ターボらしい、ず太いトルクを低い回転から絞り出しつつ、上まで回せば「ドッカーン!」とパワーが爆発する。

 このパワーの明確な爆発感は、近年のフラットトルクなターボとは一味違って、実に野蛮でステキである。このクラスで、こんな野趣あふれるフィールのエンジンは、世界中見渡してもあまり思い浮かばない。

 2021年末にも登場予定の新型フェアレディZにも、このエンジンのバージョンアップ版が搭載されると予測されるので、もちろんそっちでもいい。

 ガソリン車のあがりとして、一番パワフルなスカイラインかフェアレディZを買うなんて、クルマ好きの死に様としてカッコいいじゃないですか! あ、まだ死にませんね。失礼しました。

マツダロードスター1.5/260万円~

クルマを自分の意志で操る感覚、人馬一体感が味わえるロードスター。全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mm
コクピットはほどよいタイトさで質感も高い。搭載されるエンジンは132ps/15.5kgmを発生する1.5L、直4のNA

 現行ロードスターの登場から5年あまり。5年たってもロードスターは世界の最高傑作であり、不朽の名作だ。しかもRFの2Lではなく、ソフトトップの1.5を強く推奨したい。

 やっぱりデザイン的にソフトトップのほうがずっと美しくて粋だしエレガントだし、ロードスター本来の姿だし、エンジンフィールも軽やかでピュアなので。

 約1年前のマイナーチェンジで、ロードスターは微妙にいろいろな変更を受けた。足回りについては何のアナウンスもなかったが、明らかにハードになり、登場当初のふわ~っとした乗り味が失われたのは残念だが、こっちのほうがいいという人も多いようなので、いいでしょう。

 1.5Lエンジンは、細かい改良を重ねた結果、より軽やかでサワヤカで、ほんのちょっとレーシングエンジンっぽい、小気味いいものに仕上がっている。首都高のトンネルでは、音量は小さいものの、かなり心地よく響いてくれる。

 大排気量大馬力のエンジンでガソリン車をあがるのもいいけれど、こういう控え目でサスティナブルなエンジンを積んだ、希代の名車であがりを迎えるというのもオツではないでしょうか。

 年を取れば取るほどに、この控えめで風情がココロに響くような気がしてなりません。現行ロードスターは不滅の名車なので、これを選べば間違いナイ!

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