WRX,アテンザなどセダンに注目!! いま買える300万円台の国産セダン3選


■国産ディーゼルセダンと言えばこれ!! アテンザセダンXDプロアクティブ(328万8600円/6AT)

 今のマツダは「スカイアクティブ技術」と「魂動デザイン」により、走りが上質で外観のスポーティなクルマ造りを特徴とする。

 この代表がアテンザセダンだ。注目されるのは直列4気筒2.2Lのクリーンディーゼルターボだろう。最大トルクは42.8kgm(2000回転)だから、発進直後から4Lのガソリンエンジンに匹敵する高い駆動力を発揮する。

FFセダンながら圧倒的なトルクでグイグイと前に進む。高速道路のクルージングもいい
FFセダンながら圧倒的なトルクでグイグイと前に進む。高速道路のクルージングもいい

 ディーゼルだから高回転域の吹き上がりは鈍いが、実用域で余裕があるから運転しやすい。高回転指向のガソリンエンジンとは違う楽しさがある。操舵に対する反応は比較的正確で、乗り心地は硬めながら重厚感が伴う。

 ディーゼルとあってJC08モード燃費は19.6km/Lと優れ、軽油価格の安さも考えると、燃料代は1.3Lエンジンを積んだコンパクトカーと同等だ。

 ボディサイズは全長が4865mm、全幅が1840mmだから、カムリと同じく大柄になる。サイドウインドーの下端が高めで、側方と後方の視界は良くない。最小回転半径は5.6mだが、取りまわし性に注意したい。長距離移動を安全かつ低燃費で楽しめるセダンに位置づけられる。

■スポーツを忘れられないオトナにはこちら WRX S4 2.0GT-Sアイサイト(373万6800円)

 WRXは日本で最も性能の高いスポーツセダンだ。入念に造り込まれたプラットフォームを含めてボディ剛性が高く、4WDとの相乗効果で安定性が優れている。

 操舵角に忠実に曲がって旋回軌跡を拡大させにくく、なおかつ危険を回避する時は後輪が確実に踏ん張る。

 乗り心地は硬めだが突き上げ感は抑えられ、タイヤが路面をつかむ感覚が伝わってくる。エンジンは水平対向4気筒2Lのターボで、低回転域から4Lエンジンに匹敵する駆動力を発揮する。エンジン回転の上昇感覚は滑らかだ。

WRX STIにはないアイサイトも装備しており安全性もピカイチ
WRX STIにはないアイサイトも装備しており安全性もピカイチ

 そして全長が4595mm、全幅は1795mmだから、ミドルサイズに収まる。最小回転半径は2.0GTアイサイトが5.5m、2.0GT-Sアイサイトが5.6mだから少し大回りだが、混雑した街中でも持て余さない。

 その一方で後席にも相応の空間があり、4名の大人が乗車しても窮屈には感じない。高性能なスポーツセダンなのに、後席の快適性や日常的な使い勝手にも配慮されている。

次ページは : 【番外編】お金に糸目をつけないリッチガイにおすすめ